【2016年3月31日】東芝テックは3月28日、流通・アパレル業向けのUHF帯据置型RFIDリーダライター「UF-2140」を発売した。
「UF-2140」は、RFタグが付いた商品を読み取り、販売管理、在庫管理、貸出/返却管理など、さまざまな用途で使用できる。
従来機「UF-2110」の後継機種として、高性能な新型RFIDモジュールを搭載。読み取り用のアンテナ接続ポートを拡張したことにより、最大4枚のアンテナを接続できるようになり、従来機の1枚から大幅に機能が向上。一つのリーダーで複数カ所の読み取りや、広範囲での読み取り、確実な読み取りを可能とした。
付属のUSBケーブルでPCと、アンテナケーブルでアンテナを接続。専用の設定ツールで各種設定やRFタグの読み取り、書き込みテストを行える。
センサーや警告表示灯などの外部入出力機器を連動させての機能的な運用も可能で、ユーザーの使用条件に合わせたデバイス制御やデータ活用も可能という。
近年、流通やアパレル業ではRFIDの採用が増えており、より確実なRFIDの読み取り機能が求められている。
同社ではこのような要望を受けて、RFIDモジュールの高性能化及び複数アンテナ対応で、確実な読み取りを可能とするRFIDリーダライタを開発した。
RFIDの導入により、会計の時間短縮や、商品情報のディスプレイに表示、手に取った回数での人気ランキング表示など、買い物客への新たな呼びかけが可能となる。
東芝テックでは、アパレルをはじめとした流通関連に拡販し、年間1000台の販売を目標としている。
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