【2016年3月18日】共同印刷が開発した、スマートフォンやタブレット端末に組み込み可能な画像認識技術「ぱとりしあ」が3月17日、講談社から発売された『おでかけ版 新幹線のたび with English 』に採用された。
「新幹線のたび」シリーズは、青森から新幹線を乗り継いで鹿児島の祖父を訪ねる親子の旅を通して、車窓から見る日本列島の姿をパノラマイラストで紹介する、コヤマスカン氏の創作絵本。隙間なく描きこまれた建物や自然、冬から春へと移ろいゆく風景の美しさが評判となり、2011年の発行からロングセラーとなっている。
最新刊の『おでかけ版 新幹線のたび with English 』は、この『新幹線のたび』を持ち運びができるコンパクトサイズにしたもの。3月26日に開業する北海道新幹線についても描かれており、訪日外国人が楽しめるようにと英語の説明が追加された。
この『おでかけ版 新幹線のたび with English 』に共同印刷の「ぱとりしあ」が採用された。
「ぱとりしあ」は、スマートフォンに組み込み可能な画像認識モジュール。カメラを画像にかざすだけで認識でき、コンテンツやアクションを呼び出せる。従来の二次元コードとは異なり、写真やイラストなどの画像をコードとして使用するため、イラストや写真などの創作物に影響を与えず自然なデザインのまま使用できる。
『おでかけ版 新幹線のたび with English 』では、駅や新幹線のイラストにぱとりしあアプリをダウンロードしたスマートフォンのカメラをかざすと特設Webページに誘導され、スペシャル画像やトリビア情報など、旅をさらに楽しめるコンテンツを閲覧可能。
なお「ぱとりしあ®」は、講談社「のりものアルバム」シリーズの創刊35周年キャンペーンにも採用されている。
採用されたのは『最新版・JR特急・超特急100点』、『新訂版・蒸気機関車のすべて』、『最新版・はやい電車100点』、『のりもの大集合1000!』の4冊で、計23点のスペシャル動画を閲覧できる。
ぱとりしあについての問い合わせは共同印刷トータルソリューションオフィスTel(☎03-3817-2036)まで。
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