【2022年9月12日】凸版印刷と、トッパンインフォメディアはこのほど、「NAVINECT(ナビネクト)エッジ」の「品質管理」パッケージで、ロボットラベラー装置と連携した個体トレーサビリティ機能の提供を開始した。
凸版印刷は2019年4月から、製造DX支援ソリューション「NAVINECT」を提供している。
追加の機能は、導入企業の基幹システム(ERP)から受信した生産情報をもとに製品個々の識別番号を生成しラベルにコード(バーコード、QRコード等)として印字。その識別番号と生産情報や製造装置の各種収集データを紐づけ管理する。
これにより異常発生時の波及範囲などをラベル上の印字コードから正確に抽出できるトレーサビリティ機能を開発した。
トッパンインフォメディアが提供するロボットラベラー装置とも連携することでラベル貼り作業の負荷も軽減する。
ラベルに個体識別情報を付与することにより、製品ごとの装置稼働情報のデジタル管理が容易となり、特に高い品質管理が求められる食品や化粧品などを扱う製造現場における品質管理の強化を支援する。
価格はアプリケーションが500万円~(ハードウェア、現地導入サポートは別途)、ロボットラベラー本体が800万円~。
今後、凸版印刷は「NAVINECT」および「NAVINECTクラウド」を、製造業を中心に様々な企業に対して提供し、2023年までに100社への導入を目指す。
なお、今回追加される機能は9月14日(水)から16日(金)、東京ビッグサイトで開催される「第24回 自動認識総合展」の凸版印刷ブース(西4ホール、小間番号A-17)でデモンストレーション展示する。
「NAVINECTエッジ」紹介サイト
https://navinect.jp/app/edge-DX/
「NAVINECT」公式サイト
https://navinect.jp/
「DockGator」紹介サイト
https://navinect.jp/app/dockgator/
「QR コード」は(株)デンソーウェーブの登録商標
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