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ミマキエンジニアリング ハイブリッドUVプリンタ「UJ330H-160」4月発売 ロールとボードを1台で出力

【2026年3月9日】ミマキエンジニアリングは4月、グラフィック制作用大判インクジェットプリンタ「330シリーズ」の新製品として、ハイブリッドUVインクジェットプリンタ「UJ330H-160」を発売する。

同シリーズは同社のフラグシップラインとして高画質と高生産性で評価を得てきた。新製品はロール素材への出力に加え、ボードなどのリジッド素材へのダイレクトプリントにも対応するハイブリッド機。ロールとリジッドの両出力を1台で実現し、設備スペースや初期投資を抑えながら幅広いグラフィック制作に対応する。

ロールとリジッド出力の切り替えを迅速に行える設計とし、制作現場の作業効率を向上させる。用途ごとに設備を分ける必要がなく、限られた人員やスペースでも多様な素材への出力を可能にする。

搬送機構には新開発のベルト搬送システムを採用。従来のグリットローラー方式では対応が難しかった薄手フィルムや布地も、弛みやシワを抑えながら安定搬送できる。これによりウィンドウグラフィックやファブリックサインなどの用途拡大を図る。

リジッド出力ではオートバキューム機構と前後のロックローラーユニットを備え、最大4×8サイズ(約1.2×2.4メートル)のアルミ複合板や厚さ2インチのカルプボードなど大判・厚物素材にも対応。これまで貼り込みや外注に依存していたボード制作の内製化を支援する。

画質面では高密度・高精細プリントヘッドと独自の画質制御技術を組み合わせたプリントエンジンを搭載。均一なベタや滑らかなグラデーションを実用スループット毎時14平方メートルの生産性で再現する。自動調整機能も強化し、オペレーターの経験差に左右されない安定した出力を実現する。

使用するUVインクはSVHCおよびCMRフリー設計とし、作業環境の安全性向上と環境規制への対応を図る。多層印刷や厚盛表現、クリアインクによるグロス・マット加工などUVプリントの付加価値表現にも対応する。

同社のRIPソフト「RasterLink7」とクラウド型モニタリングツール「PICT」と連携し、出力管理や生産状況の可視化も可能。制作現場の運用効率化を支援する。
本体価格は520万円(税別)。年間400台の販売を見込む。

同製品は3月3日から東京ビッグサイトで開催された「JAPAN SHOP 2026」を皮切りに、上海や米オーランド、バルセロナなど各国の展示会で公開される。

ミマキエンジニアリング
https://japan.mimaki.com/

 

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