【2021年7月1日】ミマキエンジニアリンググループのグラフィッククリエーション(GCC)は 6月30日、3Dプリンタ造形サービスの物販サイト「GCC-3D」をグランドオープンした。
第1弾は米国MIXED DIMENSIONS(ミックスディメンションズ)社の「3Dプリント人体模型」を販売する(今後コンテンツ追加予定)。
3Dプリンタは、金型などを必要とせず、データを用意すれば、1個から立体物を作成可能。このため、これまでの大量生産品では商品化できなかった「極少量ニーズの立体物」をカタチできる。
「GCC-3D」は、この3Dプリンタを活用して商品を作成するため、1個から注文を受け付ける。受注してから生産するシステムで、無駄な在庫を作らず、売れ残りの廃棄もない。
このため、CO2削減や廃プラなどの削減につながり環境負荷の低減に貢献する。
商品化第1弾となるMixed Dimensions社の解剖学モデル「3Dプリント人体模型」は、人体の美しさと複雑さを捉えた独特の表現が特長。人体の表面、筋肉および内部の解剖学的構造について、非常に詳細で正確な造形で人体の不思議さや素晴らしさを表現している。
同社では、想定する購買対象者を、医学生や医師はもちろん、クリエイターとしており、このほか人体の謎に興味があり追及するすべての方への活用を呼び掛ける。
同プロジェクトは2019年、クラウドファンディングサイトの「キックスターター」で始まり、5000ドルの目標に2万9500ドル以上、279人の参加者を集めている。
今後、GCCでは、コンテンツホルダーやクリエイターの「立体商品が欲しい」というニーズに3Dプリンタを使用しカタチにしたいと考えている。
また、コンテンツをさらに追加し、グランドオープン後、1年間の売り上げは1,000万円としている。
「GCC-3D」サイトURL
https://gcc-3d.com
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