【2018年9月3日】凸版印刷は9月3日、商品画像の色や形状、タグの情報を組み合わせた独自の検索ロジックにより、対象の画像と似ている画像を検索できる「パラリービジュアル検索サービス」の提供を開始した。
ユーザーはこの機能を取り込んだオンラインショッピングなどで、自分の端末に保存された画像や、WEB上にある画像を使って簡単に似ている商品を検索できるようになる。
従来、ECサイトなどで商品を検索する際は、テキストや音声入力によるキーワード検索が一般的。このため、デザインテイストや全体の雰囲気など言葉として表現しづらいものは検索が難しかった。
「パラリービジュアル検索サービス」では、カメラで撮影した写真などを使って、登録されている検索対象の画像の中から似ている画像を簡単に検索可能。検索は色や形状だけでなく、画像に自動付与されるスカート、バッグなどのタグの情報を組み合わせた独自の検索ロジックにより、高精度の検索を実現する。
パラリービジュアル検索の利用料は、初期設定費用が一式10万円、基本利用料5万円、画像登録点数1点につき10円、ユーザーによる検索1回につき1円。
同サービスは、凸版印刷が運営するショッピングメディア「Paraly Channel (パラリーチャンネル)」で、すでに同サービスを導入しており、約2万点の商品を画像から検索できる。
凸版印刷では、同サービスを拡販し、2019年度末までに、100社の導入を目指す。
パラリーチャンネル
https://prch.paraly.net/
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