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サントリー PETボトルの試作期間が1カ月半→3日に!? ストラタシスの3Dプリンタを導入【動画あり】


【2018年2月28日】3Dプリンタで知られストラタシス・ジャパンはこのほど、サントリーグループで「ものづくり」業務を担当しているサントリーMONOZUKURIエキスパートへ、PolyJet方式3Dプリンタ「Objet Eden 260VS」を納入した。

ストラタシス・ジャパン Objet Eden 260VS サントリー

サントリーMONOZUKURIエキスパートは、サントリーグループで、共通の研究や開発、生産、調達、ロジスティックス、品質保証を担当する企業。

「Objet Eden 260VS」は、16ミクロンの超薄膜層で詳細ディテールや複雑な形状、超薄壁も正確に再現できる3Dプリンタ。
高精度のラピッドプロトタイピングを実現し、13種類のマテリアル対応機能はそのままに、PolyJetシステムでは初となる水溶性サポート(ソリュブル)に対応している。

今回「Objet Eden 260VS」は、清涼飲料用のPETボトル容器開発で採用。これにより、1回あたり1カ月半かかっていた試作期間を最短3日まで大幅に短縮でき、完成度の高いPETボトルデザインを実現できる。

サントリーMONOZUKURIエキスパートでは、ペットボトルの軽量化と、商品コンセプトを表現する高いレベルのデザインという2つの要素を、限られた開発期間の中での両立が求められている。

しかし従来は、アルミ製の金型を外注していたため、金型メーカーとのやりとりや金属加工工程など、開発にかかるリードタイムが長くなり、試してみたいボトル形状があっても、時間的制約から断念せざるを得ないこともあった。

ストラタシス・ジャパン Objet Eden 260VS サントリー

同社ではこの解消に向け、3Dプリンタの導入のほか「コンピュータシミュレーション」「切削加工機」などの採用を検討。しかし、「シミュレーション」では計算時間が長く、実際のボトルデータと計算結果の間に若干の乖離あり、「切削加工機」では工数の多さが課題となった。
この結果、「Objet Eden 260VS」の採用を決定したという。

今後サントリーMONOZUKURIエキスパートでは、アルコール飲料や、海外も含めたその他の事業部門への展開も検討。さらには、ペットボトル/パッケージ試作開発だけにとどまらず、生産現場の工具や治具の製作なども視野に入れる。

ストラタシス
http://www.stratasys.co.jp/

 

3Dプリンタ活用事例動画


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