【2017年12月25日】国分グループ本社(国分)と凸版印刷は12月26日(火)、未来の食品容器を予測した調査レポート「食品容器の未来を考える」を、食品流通業界向けに提供開始する。
同レポートは、戦後から現在に至るまでの食品容器の変遷を両社が共同で調査・分析したもの。
容器の進化がもたらした市場の変化を考察したうえで、「買う」、「作る」、「食べる」などのシーンごとによる容器の未来、「酒類」、「調味料」、「冷凍食品」などの食品カテゴリー別の詳細な動向を予測している。
両社はこれまでにも、世の中の「生活トレンドと兆し」をまとめたレポート「TK Bridge」を2013年から共同で制作してきた。
今回のレポートは、国分が従来培ってきた「商品や売場情報を活用したマーケティングの知見」と、凸版印刷が培ってきた「市場やトレンドの調査分析を行う商品企画のノウハウやパッケージ製造の知見」を組み合わせ、容器の「商品開発」や売り場の品揃え」を考える際に役立つ新しいものとなっている。
「戦後から現在に至るまでの食品容器年表」では、両社が持つ、小売業やメーカーなどの幅広い業界ネットワークを活用し、食にかかわるさまざまな容器の変遷を、時代背景、環境容器などのトピックスと併せて載せている。
また「2025年に求められる容器とは」をテーマに、凸版印刷が持つ、パッケージ製造の知見と2025年の未来予測から得られたキーワードを組み合わせ、「買う」、「作る」、「食べる」などの、シーンごとの食品容器の未来を予測した。
さらに「生活者の生の声を反映した食品カテゴリー別動向予測」では、国分が運営する、マーケティングサイト「ぐるっぱ」のアンケート機能を活用。食品容器に関する生活者の悩みを集約し、卸とパッケージ製造という両社の異なる知見から、今後の食品カテゴリー別動向を予測している。
両社は同レポートを小売業、メーカーをはじめ、食に関わる企業に提供し、カテゴリーごとの容器の「商品開発」や、「売り場の品揃え」の最適化を提案。今後も両社の知見を生かし、食品流通業界の活性化に貢献するという。
問い合わせは国分グループ本社 経営企画部広報課(☎ 03-3276-4121)まで。
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