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サトー レーザー照射でカラー発色する新デジタル印刷技術「IDP」を発表 欧州では大手ブランドオーナーで導入済み 2021年に売上250 億円目指す


【2017年3月13日】サトーグループ(サトー)はこのほど、英国 DataLase(データレース)社の印字技術「インライン・デジタル・プリンティング(IDP)」について、パッケージやラベル印刷、容器への直接印刷での活用と事業展開について発表した。
サトーは今年1 月、データレース社の株式を 100%取得し完全子会社化している。

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まるでインスタントカメラ!レーザー照射でフルカラー発色

データレース社の「IDP」は、ピグメント入りの特殊な顔料をコーティング剤として塗工し、そこにレーザー光を照射することで、印刷面を発色させる新たなデジタル印刷技術。レーザー光の照射パターンにより発色・印字させるため、インスタントカメラのように可変情報を使用する直前に印字できる。

レーザー光での印字は、印刷後にラミネーション加工した場合も表面を傷つけず、塗膜内のピグメントのみを発色させることから、アナログ印刷や後加工後でも印字できることが特長。
このため、印刷会社では印刷機にこのユニットを搭載するだけで、同技術を導入可能。さらに、ブランドオーナーの製造ラインや物流倉庫にも導入でき、出荷先によって言語や記載する内容をその場で変更するといった使い方にも対応する。

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サトーの松山一雄社長は「システムの小型化など多くの課題はあるが、訴求直前の店舗・店頭での印字も将来的にはビジョンとしてある」としており、顧客データと結びつけたワン・ツー・ワンマーケティングでもその可能性を模索する。

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欧州の大手ブランドオーナーでは導入済み

「IDP」はすでにモノクロタイプが、ネスレやユニリーバ、ハイネケン、バイエルなどのグローバル企業で採用されており、欧州などの多言語地域ではこれまで少量印刷などで行っていた多くの表示を代替している。

データレースのマーク・ネイプルズCMOは「IDPは従来のフレキソやグラビア印刷と共存できるデジタルプリンティング技術。ネスレではバーコードなどを段ボールに添付しており、ユニリーバはロット番号、ハイネケンは賞味期限表示に活用されている。今後、デジタルプリンティングは、世界的(な数量)だが1対1の情報が求められる需要に対応しなければならない。そこでは消費者に合わせてパーソナライズできるIDPが活用されるだろう」と同技術への期待を語った。

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IDPはフルカラータイプが2019年にリリースされる予定で、賞味期限などの表示部分だけでなく、商品の顔となるパッケージやラベルのほか、容器への直接印刷、什器として店頭陳列できる段ボール箱などでの活用を見込む。
サトーは同事業で2021年に250 億円の売上を目指す。

サトー 松山社長ら


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