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キヤノン 岩崎通信機と提携を発表 ラベル印刷機市場に本格参入 デジタル化推進に起爆剤


【2017年2月13日】キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)グループのキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(キヤノンPPS)はこのほど、岩崎通信機とデジタルラベル印刷機販売契約を締結。2月中旬から「LabelMeister EM-250W」の販売を開始し、ラベル印刷機市場に本格参入する。

EM-250W 岩崎通信機 キヤノン

「LabelMeister EM-250W」は、毎分最大50mの速度で、最大用紙幅250㎜までのラベルをロールtoロールで印刷できる。本体サイズは高さ1,410×幅3,540×奥行き1,000(mm)とコンパクトであることも特長。

1枚ずつ異なる内容を印刷するバリアブル印刷にも対応。
グループ会社のキヤノンITソリューションズが提供する正規品判定クラウドサービス「C2V Connected(シーツーヴィ・コネクティッド)」の真贋判定ラベル用出力機としての提案も可能という。
価格は2,840万円。

 

提携の背景と今後の販売ルート

キヤノンMJグループは、今年から開始した中期経営計画の成長戦略においてプロダクションプリンティング事業の強化・拡大を掲げている。
2010年3月には、オセを買収。技術・製品面での強力な補完関係を築く一方、2012年5月にグループ入りした昭和情報機器を中核に、新会社キヤノンPPSを2014年4月に発足するなど、販売・サポート面で事業体制を強化してきた。

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また、近年ラベル印刷では、各種法規制や多品種化の影響で小ロット、バリアブルデータ印刷への対応が求められ、印刷のデジタル化が進んでいる。海外では模倣品対策としてのセキュリティーラベルも注目されている。

ただ、ラベル印刷機は、製版を必要とするアナログ印刷が圧倒的に多く、デジタル印刷は全体の約2%(キヤノンMJ調べ)にとどまっており、海外に比べても日本での導入は遅れているのが現状。

キヤノンMJとキヤノンPPSでは、これまで岩崎通信機の販売ルートとは異なるキヤノンMJグループの顧客や、偽造防止システムなどを必要とする医薬・医療関連、大手ブランドオーナーなどに販売していく。

一方、岩崎通信機では、従来の販売代理店に加え、キヤノンの販売チャネルを活用することで、ラベル印刷のデジタル化を促進したい狙いがある。

問い合わせは、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(☎03-6719-9642)まで。


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