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凸版印刷 顔を認識してドレスをコーデ 「DressMirror(ドレスミラー)」に新機能

【2017年3月7日】凸版印刷は、デジタルサイネージ上で仮想試着が楽しめる店頭向けサービス「DressMirror(ドレスミラー)」に顔認識機能を活用した新しいサービスを追加した。

新サービスはデジタルサイネージ上でその人に似合う衣服を提案できる双方向コミュニケーション型のバーチャルフィッティングサービス。流通業界や小売業界に向けて、2017年4月初旬から販売を開始する。

凸版印刷 DressMirror ドレスミラー

従来のサービスでは、デジタルサイネージの前に立ち、さまざまな衣服をユーザーが選んで手軽に仮想試着するものだった。
今回の新サービスでは、ユーザーの顔をカメラで認識して性別や年齢を推測する機能を加えたことで、その人に似合う衣服を提案できる。
さらに顔の輪郭や肌の色を推測する機能を順次追加していくことで、より精度の高い衣服の提案も可能となる。

同サービスの導入により、アパレル企業はこれまでと異なる衣服の試着体験を顧客に提供することができ、顧客との購買接点を増加できる。
また、複数の店舗が出店するショッピングモールなどに設置することで、これまで接点のなかった顧客に対して衣服を訴求できるため、新規顧客の獲得にも効果がある。サービス利用料金は機材一式のレンタルで1日30万円~ 、購入は150万円~(コンテンツ制作費、運搬費、設置作業費などは別途)。

凸版印刷は今後、同サービスを流通業界や小売業界に向けて拡販し、2018年度に約5億円の売り上げを目指す。

なお、本製品は3月7日から10日(金)まで開催される「リテールテックJAPAN 2017」(東京ビッグサイト)のトッパンブースで展示される。

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