【2017年3月2日】凸版印刷と、シーエーシー(CAC)は12月から、米国のアクティバ(Affectiva, Inc.)が提供する感情AI(Emotion Artificial Intelligence)のサービスとソフトウエアを活用した共同開発を開始した。
感情AIは人間の感情を推定・認識するAIで、膨大な人間の表情データをもとに分析するシステム。その表情がどのような感情を示しているのかを機械学習によって分析、データベース化し、照合することで感情を認識する。
アフェクティバはMIT(マサチューセッツ工科大学)から誕生した感情AI市場のリーディングカンパニー。
感情AIは、世界中で実施したテストを通じて、世界75カ国で、400万人以上の表情を分析。500億件に上る感情データポイントを収集し、市場調査や広告、自動車、ゲーム、ソーシャルロボット、医療など1,400以上のブランドで消費者の感情テストに用いられている。
凸版印刷とCACではこのシステムにより、感情に合わせた映像を出す、クーポンや発券する、商品をすすめるなど、プロモーションでの活用を想定した体験用デモアプリケーションを開発した。
なお、デモアプリケーションは、「リテールテックJAPAN」( 3月7日(火)~10日(金)、東京ビッグサイト)のトッパングループブースで公開される。
また2017年4月以降、凸版印刷とCACは共同開発の成果をもとに、感情AIを活用したプロモーションやイベント分野でのビジネスを開始する予定。
アフェクティバ
http://www.affectiva.com/
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