【2020年11月16日】大日本印刷(DNP)はこのほど、「ブルーシフト改善フィルム」を開発した。
この「ブルーシフト改善フィルム」は、スマートフォンやタブレット端末、パソコン等の有機ELディスプレイを斜めから見た際に、画面に青みが出る「ブルーシフト」を改善するもの。
このフィルムをディスプレイに内蔵することによって、どの角度から画面を見ても青みを抑えられる。
これは近年、採用が拡がっている有機ELパネル向けの製品。DNPが、長年培ってきた微細賦型技術を活かしたもので、有機ELパネルの構造を高度に調整する必要がなく、低コストでパネルの視認性を改善可能。今後、折りたたみが可能な有機ELパネルの使用が拡がることが予想され、斜めから見るケースで出る青みを解決する。
DNPは、「ブルーシフト改善フィルム」を主にパネルメーカー等に提供し、2023年度で年間30億円の売上を目指す。
なお、12月2日(水)~4日(金)に幕張メッセで開催される「高機能フィルム展」のDNPブースで当製品を展示される。
https://youtu.be/mDpi6emSMG4
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