【2023年2月27日】トッパン・フォームズと神奈川県横須賀市、ジェーシービー(JCB)は3月11日以降、災害時にオフラインでも使用できるマイナンバーカードを活用したキャッシュレス決済の実証実験を行う。
この実証実験は、大規模な災害発生に、通信障害や電源途絶を想定。横須賀市内の店舗でマイナンバーカードアプリケーション搭載システムを活用したオフライン環境下でのキャッシュレス決済を行うもの。
JCBはオフライン環境下で実施された決済情報の精算集計、トッパン・フォームズはテスト用マイナンバーカードへのアプリケーションの導入と、決済を行う店舗用決済端末および端末に搭載するアプリケーションの提供を担う。
背景には近年、キャッシュレス決済の増加の一方で災害時に買い物ができない可能性があるなどの生活者の不便や不安といった問題があった。
現在、マイナンバーカードの交付枚数は約7560万枚と普及が進んでいる。この普及期にあるマイナンバーカードを活用して、平常時の各種施策のデジタル化に加え、災害時のオフライン環境でもキャッシュレス決済を可能にすることで、横須賀市は災害に強いまちを目指す。
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