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【この人に聞きたい!】ESSPRIDE 鈴木麻理奈さん① 話題の「社長チップス」はなぜできた?


【2016年6月9日】ポテトチップスは1853年、米国のサラトガスプリングのレストラン「ムーンレイクロッジ」で誕生したというのが有力な説だ。シェフのジョージ・クラムが、客から「フライドポテトが厚すぎる!」と何度も作り直しをさせられて、「ならば、フォークを使えないほど薄く、カリカリに揚げて困らせてやる!」と復讐のために用意した一皿が、逆に大変喜ばれた。
これを「サラトガチップス」としてメニューにしたところ大ヒットし広まっていったという。

発明したジョージ・クラムも2015年に遠く離れた「社長チップス」なる商品が発売されるとは思っていなかっただろう。この社長チップス、日本ではたらく注目の社長のカード入りチップス。簡単に言うと野球チップスの社長版という感じだ。同社はこのほかにも「イケメンチップ」や「ピカジョチップス」といったユニークなお菓子を販売している。

開発したのは東京都渋谷区にあるESSPRIDE(エスプライド)という会社。「開発の経緯は」「だいたいエスプライドってどんな会社?」といった素朴な疑問を同企画の担当者である鈴木麻理奈さんに話を聞いた。

エスプライド 004

社長チップスなどの開発経緯は?
当社はお菓子を使って企業の課題を解決し、社内コミュニケーションを活性化させるというコンセプトなどをもとにさまざまな商品を世の中に送り出しています。
例えば毎月オフィスにおやつを届ける「はい!おやつClub」を運営していますが、これは会社の福利厚生とコミュニケーションを兼ねたものです。コンビニやスーパーには並んでいない日本各地の珍しいお菓子と一緒に気軽に“ありがとう”の気持ちなどを書き込めるスマイルカードが入っているので、ビジネスシーンで上司が部下に、または同僚がお菓子にメッセージカードを添えて渡すことで、コミュニケーションのきっかけをつくったり、会議で煮詰まったときのアイスブレイクになったりと一役かっています。

もともとは、そういったコミュニケーションツールの一つとしても効果を発揮するではないかという視点から「イケメンチップス」「ピカジョチップス」が生まれ、昨年「社長チップス」が生まれました。

社長チップス11_1 社長チップスカード_R

コミュニケーションツールですか?
社内コミュニケーションの活性化と企業のPRを兼ねたサービスです。最初に発売したのが企業で働くイケメンに焦点を当てた「全国企業選抜!!イケメンチップス」でした。
開発時のミーティングでは、どんな商品がオフィスに届いたらコミュニケーションが活性化するか、女性目線で考えました。その時にキーワードとして「イケメン」なら話が弾むというアイデアが出ました(笑)。そこから企画を進め2015年2月にサービスインしました。ピカジョチップスも同じような形で、企画が進行し4月に発売しました。

201604_イケメンチップス絵型 _R

ある意味わかりやすいですね。販売方法はどう考えていたのですか
そのイケメン社員さんが所属する会社の宣伝・PRツールとして使っていただくことを第一の目的にしました。イケメンチップスを訪問先に持っていき名刺代わりに渡すことで、アイスブレイクになったり、自社サービスについて記憶の残してもらう効果を見込んだり、SNSでの拡散による広告効果を生む、イベントや就職説明会でも使っていただけるツールとして企画しています。

201604_ピカジョ絵型_R

イケメンとして登録している方々は、企業が押したい人材を人選し企業の承認を得た社員になるので、その会社のユニークさや先進性を伝えるには適したアイテムです。

販促品、プレミアムとして配布するものとして企画したのですね。実際は?
最初はそう考えていたのですが、「めざましテレビ」で紹介されたことをきっかけに、一般の方から購入の問い合わせが一気に増えました。楽天のショップでは1日2000個が完売しました。社内では「(一般の方に)売れるんだ!」という驚きもありました(笑)。
現在も「ホワイトデーのお返しにイケメンチップスが使う」「イベントの景品に使う」という購入者も多数いらっしゃいます。
チップスのファンももちろんいて、カードをコンプリートするまで集めるという方もいるようです。

社長チップス 株式会社神山ファーム_表_R 社長チップス 株式会社神山ファーム_裏_R

「社長チップス」の開発も同様の流れですか
イケメンチップスの開発ミーティングで、すでに社長チップスの話も出ていました。
企業の社長に関しては、やはりその会社の顔なので、カードにしやすいということもありました。

カードになる社長はどういう基準で選定していますか
コンセプトは「地方に根差している企業を世の中に広めよう」というもので、日本各地で頑張っておられる社長様たちをカード化しています。会社の大小は関係なく、特色のある事業や力のある経営者の方、汗と涙のストーリーをお持ちの方に登場いただいています。ですから、富山で和紙の職人をされている
社員一人という社長様もカードにさせていただいています。

どういった形で、この社長さんたちに声をかけたのですか各都道府県限定10社という枠もあったので、最初は社長チップスのテーマにあっている企業様を社内で選定し、こちらからお声がけさせていただきました。日経新聞やテレビ番組などに多数取り上げられてからは、全国各地様々な企業様から問い合わせを頂いており、会社のPRをかねて社長自身が「登場したい」とお話をいただくことが増えております。
ご自分から積極的に「登場したい」とお声がけくださることが多い県もある一方で、地域によっては声がけしても「いやいや、自分なんか」と遠慮されることもあり、地域や風土などの違いを感じますね。
面白い方では吉本興業の芸人さんで外食店などを経営されている、たむけんさんもカードになっています。たむけんさんの場合、特別に社長バージョンのまじめなカードと、ネタをやるときの格好の2バージョンを用意しました。

田村道場 田村道場2_R

現在、それぞれのチップスで何人が登場していますか
「社長チップス」は約80人、「イケメンチップス」も約80人、「ピカジョチップス」は約20人です。

チップスを作るための費用は?
社長チップスは、撮影費・カードデザイン制作・専用WEBページ作成・参加社長様のカード付の社長チップス210袋・毎月企業に届くおやつBOX箱、撮影や印刷、チップスへの装着などの費用すべて込みで初期に20万円。社長チップス公式サイトへ企業のニュースを随時掲載・サイト管理・一般のお客様への販売などとして、月額3万円を頂いております。

【この人に聞きたい!】ESSPRIDE 鈴木麻理奈さん② 日本おやつ協会で「日本のおやつを世界へ」
に続く
エスプライド: 株式会社ESSPRIDE

ニッポンの底力「社長チップス」

イケメンチップス

ピカジョチップス 

 


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