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「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」尼崎で採用 地元密着のポイントサービスで効果

【2015年5月17日】尼崎市全域で7月1日に開始する地域通貨ポイント「ZUTTO・ECOまいポ」が、大日本印刷(DNP)の「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」を日本で初めて採用する。

「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」は、クラウドサービスのため、時間帯別のポイントサービスなどで、一括して対象端末の変更設定が可能。運営事務局や各店舗の店員などの業務負荷を軽減する。
また、従来のキャンペーンではポイントを受け取りに、利用者が専用端末などにカードをかざす必要があったが、このプラットフォームではサーバー側でポイント付与の設定ができる。

DNP 尼崎 プラットフォーム

システムではFeliCaポケットを搭載したカードを利用するため、カードの発行後にもボランティアや健康増進、駐輪場利用、プレミアム商品券など、さまざまな行政・地域施策と連携したポイントサービスの追加が可能。

採用される「ZUTTO・ECOまいポ」では、通常のポイントサービスに加えて、夏冬の電力需要がピークとなる時間帯に住民に呼びかけ外出を促し、これに応えて加盟店で買い物をした場合は、通常よりも多いポイントを付与するといったサービスをも実施する。

DNPでは尼崎市での導入を皮切りに、今後他の自治体や企業に対しても導入を進めていく。

なお、5月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2016」のDNPブースで同プラットフォームを紹介する。

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