【2024年10月30日】東洋製罐グループホールディングスはこのほど、「遊びごころで見分けるお絵描き缶」で、パッケージデザインの世界的な権威である国際コンペティション「Pentawards 2024(ペントアワード2024)」の飲料部門プロフェッショナルコンセプトカテゴリーで銅賞を受賞した。
「遊びごころで見分けるお絵描き缶」 (飲料部門プロフェッショナルコンセプトカテゴリー「銅賞」受賞)
ペントアワードは、世界の優れたパッケージデザインを表彰するため2007年から開催されている国際コンペティション。審査は8つの主要部門に分かれており、さらにそれぞれにサブカテゴリーがある。
毎年の審査では、各サブカテゴリーより銅賞(Bronze Award)、銀賞(Silver Award)、金賞(Gold Award)が選出され、さらに各部門でプラチナ賞(Platinum Award)が1点、総合でダイヤモンド賞(Diamond Award)が1点選出される。
同社は通算10度目の受賞だった。
受賞製品は、同社がコンセプト製品としてデザインした飲料缶。パーティーやキャンプなど多くの人が集まるシーンで便利な缶入りドリンクだが、自分の缶がどれか分からなくなるといった声があった。このことから「お絵描き缶」では、印刷されたキャラクターに自分で思い思いの表情を描き加えることで、自分の缶を一目で見分けられるようにしている。
コンペでは、「見分ける」という機能を、お絵描きという遊びの要素で実現しながら、仲間の描いた絵を見比べることでコミュニケーションを促す優れたパッケージデザインとして評価された。
左から、代表取締役社長 大塚一男氏、イノベーション推進室 松廣未奈氏(作成時、デザインセンター所属)、デザインセンター 森田陽介氏
同社では「今後も、人びとの暮らしに欠かせないパッケージの「機能・デザイン」面でも、社会とお客様のよろこびにつながる商品づくりを行う」としている。
Pentaward 入賞作品閲覧ページ
https://pentawards.com/directory/en/page/the-winners
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.