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高速オフセット 1枚の紙を組み立てて作る「紙製のコーヒードリップバッグホルダー」を試作 サンプル配布も

【2024年10月11日】高速オフセットは、1枚の紙を組み立てて作る「紙製のコーヒードリップバッグホルダー」の試作品を企画製造した。

同社は、2024年6月にクリエーター×印刷製品試作プロジェクトをスタート。これは、総合印刷会社として「印刷製品の表現の幅を広げ、世の中に必要とされるアイデアの種を創出する」ことを目指したもの。今年9月にWEBサイト「アイデアのアイデア」にて企画の内容や試作品の連載公開がスタートしている。

今回、プロジェクトの第6弾として、ドリップコーヒーをおいしく飲むためのアイテムを、コーヒー好きクリエーターが企画した。試作品を製造し、新商品企画やノベルティ・グッズ制作を企画される企業向けに制作秘話を公開すると同時に、商品化検討の企業に向けてサンプル品の郵送サービスも開始している。

「紙製のコーヒードリップバッグホルダー」は、市販のドリップコーヒーがドリップ中にバッグが浸かり、雑味が出て、香りや風味が飛んでしまうという困りごとを紙で解決するために開発された。

市販では「ステンレス製のスタンドはあるものの、なんだか無機質で味気ない」と考えたクリエーターが、紙製のコーヒドリップホルダーを自ら企画し試作した。
試作では、まずはさまざまな市販ドリップバッグを使い、バッグをセットする最適な位置とサイズを追求。スタンドを台形にすることで、安定性を目指した。また、セット部分がカップに覆われることで、蒸らし効果も期待できるという。
使用後は折りたたむと三角形のテント型になり、テーブルやキッチンカウンターに置いてもインテリアの一部になるという。

用紙は機能性板紙「ブラウンシリーズ」を採用。菓子の台紙や間仕切り等に使われ、水をはじく機能があり、水濡れや湯気に当たるなどでも破れることがない。

企画したアイデアは、同社の新型枚葉機で印刷も行った。この用紙を枚葉機で印刷するのは初めてだが、色合いや風合い等想定通りに仕上がったという。

クリエーターは「ステンレス製商品との一番の違いはデザイン性。台形だとフィナンシェのような見た目でかわいいと思ったが、もう一工夫して羽根を付けてみた」と述べている。

同社では今後も、クリエーターと印刷職人と共に、世の中をワクワクさせるようなアイデアを試行錯誤していくとしている。

紙製のコーヒードリップバッグホルダー
https://www.kousoku-offset.co.jp/idea-idea/products/paper-dripbagholder

アイデアのアイデア
https://www.kousoku-offset.co.jp/idea-idea/

高速オフセット
https://www.kousoku-offset.co.jp/

 

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