【2025年11月6日】日本パッケージデザイン協会(JPDA)は、学生を対象としたパッケージデザインアワード「日本パッケージデザイン学生賞2025」の最終審査を10月28日に実施し、28点の入賞作品を決定した。
大賞には、桑沢デザイン研究所2年の陳楠楠(ちん・なんなん)さんによる「食べごろ動物園」が選ばれた。

同アワードはJPDAが主催し、パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と共に発掘・発信することを目的に毎年開催している。
第4回となる今回は「FUN(楽しさ)」をテーマに全国から858点の応募が寄せられた。
大賞作品「食べごろ動物園」は、熟成によって現れるバナナのシュガースポットを動物の模様に見立てたデザイン。時間の経過を楽しみながら食べごろを知らせるアイデアが評価された。
JPDA理事長の信藤洋二氏は「天然のパッケージであるバナナの皮の特性を活かし、環境負荷を抑えた発想が素晴らしい」と評し、ユーモラスで社会的意義のある作品であると称賛した。
金賞2点、銀賞2点、銅賞2点のほか、企業賞6点(フジシール財団賞、王子ホールディングス賞、大阪シーリング印刷賞、寿精版印刷賞、大商硝子賞、ツジカワ賞)および審査員特別賞15点が選出された。なお、銀賞とツジカワ賞のダブル受賞作品もあった。
入賞作品のリスト
https://student.jpda.or.jp
入賞作品の画像は、今後JPDA学生賞公式インスタグラムで公開予定https://www.instagram.com/jpda_student_awards
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