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フォーム工連 セミナー「『フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書』を読み解く」を開催 外注したい製品のトップは「BF」…


【2018年11月14日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は11月13日、東京都中央区の日本印刷会館で、セミナー「『フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書』を読み解く」を開催した。

フォーム工連 アンケート

同調査報告書は、毎年、市場調査委員会が行なっているアンケート調査の今年度版。会員企業の約半数が回答し、会員各社の動向や今後の取組みなどを掲載している。

 

調査報告

調査報告では、石井啓太市場調査委員長が以下のように解説した。

「売上高・利益の傾向」では、昨年から売り上げは横ばいからやや減少。一方で経常利益は上がっており、コストダウンで利益を出している現状が読み取れるという。

「売上高に影響を与えた要因」では
「プラス要因」として、
「新規開拓が好調」20社43.5%
「得意先の業績が向いた」8社23.9%
と続き、後継機の影響が出ている。

「マイナス要因」では
「価格競争」20社38.5%
「IT導入、法制度改革によるペーパーレス化、電子帳票など」19社36.5%
と近年の流れと同様に回答が続いている。

「生産をやめて外注を検討している製品と検討理由」では
驚くべきことに
「BF」が11社64.7%とトップで、ビジネスフォーム印刷の企業が集まっている団体としてはショックな結果となった。

「現在の課題」では
「営業・スキルアップ」が32社61.5%とトップだった。
目立つ回答では
「印刷以外の能力を備える」19社36.5%
「新分野参入」17社32.7%
と印刷以外の分野への取り組みが目立つ結果となった。

「今後の設備投資」では
「生産管理システム」15社28.8%
「RPA」13社25.0%
「産業用ロボット」10社19.2%
と人手不足を意識した回答が目立った。

石井委員長は「コスト削減で利益を出していくのでは、業界が発展しない。印刷以外の分野で売り上げを増大させよう。フォーム工連では寺子屋の施策を開始したので、こういったところで学び、他分野に挑戦しよう」と呼びかけた。

このほか、日本印刷技術協会の藤井健人主幹研究員が「『JAGAT印刷産業経営動向調査』から見る印刷経営と戦略、設備の最新動向」のテーマで講演。
パネルディスカッションでは、前出の2氏に加え、市場調査委員の大塚啓史氏、北村美晴氏、山口実専務理事が登壇し、調査報告書についてそれぞれの意見を述べた。

フォーム工連 アンケート

なお、フォーム工連では「フォーム印刷業界の現状と課題に関する調査報告書」を販売している
価格は会員・関連団体 1,000 円、 一般 2,000 円 (送料込み)。

詳細は以下から
https://www.jfpi.or.jp/JBFA/publication/2013_shijyou_cyousa.pdf

 


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