【2025年8月28日】ローランド ディー.ジー.は、乃村工藝社の研究開発組織「NOMLAB(ノムラボ)」と共同で、9月10日から16日まで高島屋大阪店で開かれる「OSAKA FUORI SALONE 2025」に出展する。
展示するのは、今年1月に発売したパウダー3Dプリンター「PB-600/PB-400」で出力した陶器製インテリア作品4点。日本の伝統文様「立涌(たてわく)」をモチーフにした「Prototype Pattern 立涌」などで、乃村工藝社のデザイナー吉田敬介氏がデザインを手がけた。
立涌文様はプログラムで立体的に生成され、同社の3Dプリンターで造形。その後、素焼きの陶器に職人が釉薬を施すことで、光の当たり方によって異なる表情を見せる新しい装飾が生まれた。デジタル造形の精密さと職人の感性を組み合わせることで、内装建材としてのセラミックの新たな可能性を提案する。
両社はパウダー3Dプリンターを活用した建材開発に取り組んでおり、今回の展示を契機に新しいインテリア表現を広く発信していく。
「OSAKA FUORI SALONE 2025」は、建築やものづくり企業がアート性の高い製品を紹介する初開催の展示会で、テーマは「陶酔するライフスタイル」。メイン会場は高島屋大阪店、サテライト会場として参加各社ショールームでも企画が行われる。
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