ローランドDG　プリント＆カットの卓上プリンタ「BN2-20」を発売　小型でも大判を継承した機能を搭載

【2023年9月7日】ローランド ディー.ジー.は9月7日、VersaSTUDIO（バーサスタジオ）シリーズの新製品として、デスクトップタイプのインクジェットプリンタ「BN2-20」と「BN2-20A」を発売した。

「BN2」シリーズは、プリントだけでなく、出力に加えて、プリント物のカット機能を備えたインクジェットプリンタ。
出力スピードも前モデルから約4倍に向上。コンパクトなサイズでありながら、ポスターやシール・ラベルなどをカッティングプロッタでで切り抜いて、カタチも含めた表現ができる。

出力／カッティング幅は最大480mm、出力ドット解像度は最大1,440dpi。外形寸法は1,069（幅）×617（奥行）×622（高さ）mm、重量62kg。

プリンタ本体は、マルチカラーLEDを搭載した電源ボタンのみの設計。LEDランプの色や点滅パターンでプリンタの状態を判断できるという。その他の操作はすべて、付属のユーティリティソフトウェアで行う。

視認性が高く、直感的に使いたい項目に素早くアクセスでき、快適な出力業務をサポートする。また、シンプルな操作性でデザイン制作から出力までを行えるソフトウェアも標準付属。導入後すぐに思い通りのアイテムを製作することができる。

さらに、メディアのセットアップからメンテナンスまで、すべての操作をプリンタの前面から行える新設計のフロントアクセス構造を採用した。
用途により、CMYK＋白の「BN2-20」とCMYKの「BN2-20A」の2機種を用意した。
価格は「BN2-20」が1,150,000円、「BN2-20A」が950,000円（税別）。

同社では、販売目標台数を発売後1年間で4,500台（国内・海外の合計台数）。