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コダック インクジェット用の新インクを開発 高速でオフセットレベルの印刷を実現

【2023年6月19日】コダックは 6 月、インクジェット印刷用インク「KODACHROME」で新製品を開発した。
これにより、インクジェット印刷システム「KODAK ULTRASTREAM」を使用した印刷機で、最高レベルの演色性、画像の安定性、およびディテールを実現可能となったという。

新製品「KODAK PROSPER ULTRA 520 プレス」は、「KODACHROME インク」を採用し、高速でオフセットレベルの印刷を実現し、幅広い用途に対応する。

製造で採用されているコダック独自の顔料マイクロミリングプロセスは、通常50㎚未満という非常に細かく分散された顔料粒子の製造が可能。ごく微細な顔料により、インクの乾燥時間が短縮され、乾燥したインク層は非常に薄い。
この細かな粒子は、散乱光が生じにくく、深みのある純度の高い、鮮やかな色を生成。色域は非常に広くなり、画像の永続性を損なうことがないとしている。

「KODACHROME インク」は、SWOP(オフ輪)よりも 95%大きい色域体積を持ち、GRACoL(枚葉オフセット)よりも 39%広い色域を再現する。
こうした特性により、インクの塗布量が削減でき、ランニングコストを抑えられる。
さらに、保湿剤の使用を抑えた「水性 KODACHROME インク」は、従来の溶剤インクよりも持続可能性に優れている。

対応基材も幅広く、水性オプティマイザーエージェント(処理剤)と同時に使用することで、ほぼすべての基材の印刷に使用可能。紙、プラスチック、フィルムのほぼすべてでインク受容性やインク定着性、耐摩擦性、画質が向上する。

 

コメント

コダック会長兼 CEO Jim Continenza 氏

コダックは 56年にわたりインクジェット印刷の草分け的存在です。コダックの新しい KODACHROME インクは、傑出した印刷製品を提供し、お客様の生産性と価値を最大化するように設計されています。
KODACHROME インクを当社の高速 ULTRASTREAM インクジェットテクノロジーとオプティマイザーエージェントを一緒に使用することで、幅広い用途で費用対効果の高い印刷を実現する効率性の高いデジタルソリューションを創出します。これにより、お客様はオフセットをはじめとする従来の印刷プロセスからさらに多くの作業をデジタルに移行できるようになり、収益性を向上させる新たな機会を獲得することができます。

 

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