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Printful 米プリント通販大手が日本に上陸 テキスタイル中心にオーダーグッズプリントを展開 日本を含む9カ国・220億円規模

【2021年8月6日】プリント通販は日本でも根付き、家に居ながらにして誰もがプリントされたオリジナルアイテムを注文し、受けと取れるようになった。
そのプリント通販をブランドオーナーから受託して行っている海外の大手企業が日本に本格上陸した。

 

海外のプリント通販大手

Printful(プリントフル)は2013年、米国ノースカロライナ州に本社を置き、現在は、日本を含む9カ国で稼働している。日本では2019年、ウェブサイトを開設。2020年には業務提携により熊本に工場を設置した。

同社のビジネスモデルは、個人向けの「B2C」というよりは、オリジナルな製品をオンラインで販売したい人のためのサービス「B2B」を志向している。
オリジナル商品を売りたいという企業が無在庫でそれを実現でき、オンデマンドプリントで作成し1枚、1個から顧客に配送できる。
また、登録料、初期費用は無料で、商品が注文された時のみ支払いが発生し、月額料金もかからない。

さらに、Shopify, Wix, Squarespaceなど16種類の主要なEコマースプラットフォームとAmazonやWishなど5種類のモール型ECプラットフォームと連携しており、デザインした商品をそのまま販売できる。

 

累計3561万点以上を製造・配送

現在、米国本社のアイテム数は280以上。日本の熊本工場では、現時点では、特に人気商品であるTシャツとパーカーのプリントを開始している。
日本で注文でき、海外から日本へ配送できるアイテムは、スマホケースやポスター、ステッカー、トートバック、マスク、キャップ/ハットがある。
配達日数は、アイテムにより異なるが、日本で製造が行われるTシャツやパーカーは、土日祝日を除いた4〜7日が目安だ。

ユーザー企業は、無在庫に加えて、在庫管理の必要が無く、梱包や発送などの作業も不要。ウェブサイトの管理、宣伝などの重要な作業に集中できる。
仕入れ代、在庫管理費用がかからず、リスクが最小限に抑えられ、ノーリスクでのネットショップ開業や副業の支援になるという。
一般的なショップサイトと異なり、オリジナル商品であるため価格競争に陥ることもない。

インクジェットプリントによる製造は、色数の制限がなく、デザインデータ入稿後行える。また、「必要な分だけ作る」ため、大量生産とは違い廃棄のない環境に優しいビジネスモデルを実現している。

Printful は、2013年の創業以来 、累計3561万点以上の商品を製造・配送しており、2020年の年間収益は220億円。現在、日本を含むアジアに注力しており、事業拡大に向けて取り組んでいる。

 

コメント

Printful日本・アジアマーケット担当レン・ラウラ氏
弊社は、国内の製造施設との提携し、日本やアジアの皆さまにより迅速に商品をお届けしています。またUnited Athle等の国内メーカー製品を導入し、安全で高品質な製品を随時追加しています。
お客様からは「在庫を抱えずに簡単にショップを開ける」「印刷のクオリティーが高い」とご好評いただいております。今後もより多くの製品やサービスを日本の皆さまにお届けしていく予定です。

Printfulと連携が可能なECサイト
https://www.printful.com/jp/integrations

国内から世界へのドロップシッピングサービス
https://www.printful.com/jp/dropshipping-japan

 

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