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シーレックス 「卵から(たまから)ラベル」の量産販売を開始 タマゴの殻を再利用したバイオマス資材

【2022年12月22日】シール・ラベルの印刷加工メーカーであるシーレックスはこのほど、鶏卵の殻を原料として再利用した「卵から(たまから)ラベル」の量産販売を開始した。
「卵からラベル」は、卵殻を微粉末化し、51%の割合でプラスチック素材と混ぜ合わせたバイオマスプラスチックフィルムに粘着加工を施したもの。

現在タマゴは、国民1人当たりの年間消費量が約340個、その殻が年間約20万トンの廃棄物となっている。中でも、業務・加工用に使用されたタマゴの殻は産業廃棄物として処理されていたが、現在は“天然の炭酸カルシウム”として肥料や食品原料などへの再利用化が進んでいる。
今回の新製品は、このタマゴの殻をラベル素材として活用している。

開発コンセプトは「プラスチックの削減(リデュース)」「SDGsの目標12『つくる責任 つかう責任』」「日本政府のロードマップ『2030年までに、バイオマスプラスチックの最大限(約200万トン)導入を目指すこと』」などを満たす、バイオマスプラスチックラベルを作ることという。

社会課題解決に取り組む企業やブランドの顔となるエシカルな商品ラベルを想定しており、特に鶏卵を原材料として使用する食品、調味料、洋菓子などでの使用を見込む。

卵からラベルなど環境製品の紹介
https://www.sealex.com/production/environment/

シーレックス
https://www.sealex.com/

 

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