【2022年4月11日】凸版印刷は、透明バリアフィルム「GL BARRIER」シリーズの新しいラインアップとして、高いバリア性能と遮光性がある「GL-ME-RC」を開発した。
「GL BARRIER」は、同社が開発した世界最高水準のバリア性能を持つ透明バリアフィルムの総称。独自のコーティング層と蒸着層を組み合わせた多層構造で、安定したバリア性能を発揮する。
これにより、食品から医療・医薬、産業資材に至る幅広い分野で採用されている。
同製品は、アルミ蒸着とバリアコートの2層構造によりバリア性に優れ、酸素バリア性を比較すると、一般的なアルミ蒸着フィルムに比べて約5倍優れたバリア性能を発揮する。
また、耐延伸バリア性にも優れ、フィルム延伸後の酸素バリア性は一般的なアルミ蒸着フィルムに比べて約500倍優れたバリア性能を持つ。
従来のアルミ蒸着フィルムでは難しかった優れた耐屈曲バリア性能を有しており、これまでアルミ箔を使用している高いバリア性と遮光性、耐屈曲性が必要な医薬品や食品にも利用が可能となる。
また、アルミ箔を使用した軟包材と比較して、包材製造時に排出するCO2量を約15%削減する。
従来「GL BARRIER」で展開してきた透明バリアフィルム製品に加え、遮光性を有する「GL-ME-RC」をラインアップに加えることで、「GL BARRIER」の対応範囲を拡大した。日本国内と同時に海外に向けて、2022年4月より本格的な販売を開始する。
「ちきゅう」/「サステナブル バリュー パッケージ」
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GL BARRIER
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