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吉野家 「LIMEX」を「牛皿定食差込メニュー」に採用 耐久性や環境適正を評価

【2019年1月8日】「吉野家」は1月上旬から、TBMが開発した石灰石が主原料でプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を「牛皿定食差込メニュー」に採用する。

LIMEX 吉野家

吉野家では、メニュー表の性質上、店舗での使い方を想定。LIMEX製品の耐久性、水や森林資源に貢献する環境性能、手触り・色合いを評価し採用した。
LIMEX とは、炭酸カルシウムを50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料の新素材。通常、普通紙 1トン生産する場合、樹木を約 20本、水を約 100 トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8トンとポリオレフィン約 0.2~0.4トンから1 トンを生産できる。採用された「LIMEX」は白色ハード 400㎛。

LIMEX 吉野家

一方のTBMは、この採用を機に、吉野家の店舗で使用されるアイテムを LIMEX 製品に切り替えていくアップサイクルの提案を行っていく。

 

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