【2018年4月10日】二髙商事は昨年から、印刷機器洗浄用の「スーパーアルカリイオン水」とその生成装置「GT-SYSTEM’S」を販売している。
今回は同社の髙野公二社長に、製品の特長や導入事例について話を聞いた。
「スーパーアルカリイオン水」はpH13.1台の高いアルカリ濃度により、インキやニス、粘着剤など印刷機器にこびりついた汚れを落とします。
もともと、飲食店で除菌・消臭・殺菌に使用されているもので、まな板や包丁、食器、オイスターの口開け器具といった食品に直接触れる物品の洗浄に採用されてきたものです。飲食関連では「浅草おかみさん会」が採用しており、非常に評判が高いと聞いています。
飲食関連以外では、医師が使う内視鏡レンズや歯科医の器具の消毒などにも活用されてきました。
このように人体に触れても、影響がない、健康に配慮された製品です。
従来、印刷機の洗浄は有機溶剤などを使用することが多く「健康に問題はないのか」という声がありました。特殊な例かもしれませんが、少し前には校正印刷の現場で洗浄液の使用によって、従業員が胆管癌で相次いで亡くなった会社もありました。
この「スーパーアルカリイオン水」を使用していれば、社員の健康問題の心配をする必要がなくなります。
※写真はイメージ
印刷関連では、印刷機器メーカーの工場や、ラベル印刷業界ですでに採用があります。
印刷機器メーカーでは、オーバーホール用に届けられたアニロックスローラやインキツボにこびりついたインキやニスの洗浄を、一人のベテラン社員が半日がかりで行っていました。
汚れの溜まった部材。こびりついた汚れは、手洗いでは半日も時間がかかる
しかし、この「スーパーアルカリイオン水」と超音波洗浄機を使用すれば、数十分でほぼ汚れが残らずきれいに洗い上がってしまいました。
その会社からは「落ちている。信じられない」という声をいただきました。
技術のある社員が、洗浄だけに時間を取られるといったことがないようにできる商品です。
あるラベル印刷会社では、これまで印刷機の部品の汚れを、1時間ほど溶剤に浸してから洗っていたそうですが、社員は溶剤に弱く「頭が痛くなる」こともあったそうです。
これが「スーパーアルカリイオン水」の導入により、においもなく楽々洗浄できるようになりました。
アルカリ水はpH13.1のものを提供しますが、これは数回使うことが可能で、pH12.5台でもほとんどの汚れがきれいに落ちます。
「スーパーアルカリイオン水」は20ℓで1.8万円(税別)。
洗浄機は小型のもので15万円~、プロ仕様サイズで75万円~。
また、強アルカリ電解生成装置「GT-SYSTEM’S」も280万円で販売しており、自社でアルカリイオン水の生成をしたいという会社の声にも応えます。
ぜひ、この洗浄剤を使って、機器をきれいに保ち、社員の健康保持に役立ててください。
二髙商事では現在、日本国内の販売店網の構築を呼びかけており、すでに希望する数社から手が挙がっているという。
販売代理店は、資材商社や機械メーカーのほか、印刷会社、同業者組合でも可能。「多くの方に使っていただきよさを実感していただきたい」としている。
問い合わせは二髙商事(☎03-3961-3537)または(mobile 090-4410-5678)まで。
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