【2016年7月22日】大日本印刷(DNP)と協同エージェンシーは7月22日、三重県鳥羽市の「第61回鳥羽みなとまつり」で、デジタルサイネージ(電子看板)と生活者のスマートフォンをリアルタイムに連動させる「SCREEMO(スクリーモ)」についてプロモーション効果の実証実験を行う。
SCREEMOはイスラエルのスクリーモ社が開発したコミュニケーションが可能な参加型メディア。デジタルサイネージにアクセスしたスマートフォンへの情報配信や、広告の効果検証までをトータルにプロデュースできる。
実証実験では7月22日の午後5時30分から午後8時ごろまで、鳥羽みなとまつり会場の鳥羽マリンターミナル付近にSCREEMOを搭載した車(ヴィジョンカー)が登場。来場者は会場に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取り、イベントに無料で参加できる。
イベントは参加者がスマートフォンからデジタルサイネージの画面を操作し、仮想の花火を打ち上げるというもの。花火には当たりの「かもめの花火」が一定確率で登場し、その場で景品引換券がプレゼントされる。
このデジタルサイネージへのアクセスにより、広告閲覧件数やイベントへの来場者数など、広告の効果や景品引換券利用の効果を確認できるという。
従来、デジタルサイネージでは広告の動画や静止画を一方向に配信することが多く、広告効果の測定は困難であったことから、新たな屋外広告とその検証方法として注目される。
DNPでは今後、SCREEMOを活用し、イベントやキャンペーンなどのプロモーション企画、映像コンテンツの制作・配信、デジタルサイネージの機材提供などの関連事業を含め、2019年度までに売上9億円を目指す。
SCREEMO(スクリーモ)の紹介ページ
http://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10125505_18793.html
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