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コロナビールが展開する屋外広告「プラント・ビルボード」 アースデイに合わせて登場 雑草もデザインの一部に⁉

【2025年4月24日】コロナビールが展開する屋外広告「プラント・ビルボード」が4月22日、アースデイに合わせて東京都内に登場した。

今回の施策は、自然の力強さと太陽のエネルギーを可視化する「NOTHING BEATS THE SUN – 太陽の力」プロジェクトの一環として実施されたもので、実際に道端で生える雑草をそのまま広告として活用している。

設置場所は新大久保エリア。コンクリートに囲まれた都市環境のなかでも、日差しを受けてたくましく育つ雑草の姿に着目し、その生命力と太陽の重要性を訴求する。舗道のひび割れやタイルの隙間から力強く芽を出す植物たちの存在は、「現代社会における自然の粘り強さ」の象徴として位置付けられている。

この屋外広告は、タイルを割って広がる根や鋼材を避けて伸びる茎など、自然本来のたくましさを生かした構造で構成されており、都市に生きる人々に対して「太陽の下で過ごすことの大切さ」を再認識させる狙いがある。

コロナビールは2025年にブランド誕生から100周年を迎えるにあたり、自然とのつながりを再定義する取り組みを強化している。3月には世界初の100%使い捨てプラスチックフリーの島「コロナ・アイランド」の一般向けプランも発表。アースデイを起点に展開される今回のOOHは、同ブランドの環境志向の姿勢を象徴する内容となっている。

都市で暮らす多くの人が屋内で過ごす時間が増える中、同施策は、わずかな隙間からでも伸びる植物の姿を通じて、「太陽の下に出ること」「自然と触れること」の大切さを問い直すきっかけとなりそうだ。

 

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