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瀬味証券印刷と日本新聞インキ 二次元コードの上にランダムに透明な凹凸を印字する「Scam Guard」を開発 偽造や貼り換え防止に

【2025年2月5日】瀬味証券印刷は、日本新聞インキと共同で、二次元コードの上にランダムに透明な凹凸を印字する「Scam Guard」を開発した(特許出願中)。

「Scam Guard」は、利用者に触感で本物であることを伝え、二次元コードの貼り替え対策にもなる。
触感での偽物の判別ができ、コピー機で複写しても凸部分はコピーされないため、偽造品の製造を牽制できる。蛍光インキを使用すれば、カラーコピー牽制をより強化可能。
また、ドットの配置やインキの組み合わせにより、さまざまなデザインを表現ができる。

背景には二次元コードの偽造と悪用があり、「〇〇ペイで返金します」といった、二次元コードの悪用による詐欺の相談件数は年々増加傾向にあるという。
これまで、このような詐欺行為への一般的対策は、二次元コードの二重貼りの確認や注意喚起しかなかった。

今後、同社では「Scam Guard」のサンプル作成を行い、実用化に向けて実証実験を進めていくとしている。

瀬味証券印刷
https://www.semisecurityprint.co.jp

日本新聞インキ
https://www.nissin-ink.co.jp

 

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