【2024年10月21日】日本出版販売とひらくが運営する本屋「文喫 栄」が「第43回ディスプレイ産業賞(2024)奨励賞」を受賞した。
ディスプレイ産業賞は、日本ディスプレイ業団体連合会が主催する顕彰事業。
ディスプレイを通じ、生活文化の向上および国土景観の発揚に寄与することを目的に、ディスプレイの優秀作品を表彰し、同産業の振興や社会的認知を向上させている。
「文喫 栄」は今年4月開業の “入場料のある本屋”。約370坪の大規模なフロアは、誰でも立ち寄れる入場無料の「本屋エリア」と、雰囲気の異なる4つの空間からなる入場料制の「大喫茶ホール」で構成されている。
「本屋エリア」は、カラフルな本棚のほか、バスケットボール入れや工事用の脚立など本来とは用途の異なる道具も什器に見立てている。これにより、訪れた人々の自由な発想を促し、新たな本との出会いを予感させ、わくわくする空間ディスプレイを行っている。
本の世界への入り口として、「ここへ来れば何か発見がありそう」という期待とともに、毎日でも訪れたくなる場所を目指しているという。
訪れる時間や目的によって、本屋にも、カフェにも、自分だけの書斎にも仕事場にもなる。本や本のある空間が自然に生活の一部となっていくよう工夫を散りばめ、東海地方の人々に長年愛され、さまざまな文化を紡いできた中日ビルのなかで、「文喫 栄」が新たな本のたしなみ方を提案している。
文喫 栄
https://sakae.bunkitsu.jp/
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