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TOPPANデジタル 医療医薬業界向け「開封検知機能付きICタグラベル」を発売 UHFとNFCの2種類に対応

【2024年9月11日】TOPPANデジタルは10月から、UHFとNFCの2種類に対応可能な開封検知機能付きICタグラベルを、医療医薬業界向けに発売する。

同製品はトレーサビリティ用途などで要求される一括読み取り・長距離通信が可能なUHFと、スマートフォンで読取りが可能なNFCの2種類の周波数帯に対応し、いずれの周波数でも製品の開封検知ができる。
医薬品や医療機器の厳格な管理が求められる医療医薬業界を中心に、様々な業界の人手不足やDXを支援し、業務効率化を図るという。

「開封検知機能付きデュアルICタグラベル」はUHFとNFCの2種類の周波数帯に対応することで、医薬品開封時に、これを検知できる。これにより、正確な使用開封確認を実現し、管理者や患者に安全や安心を提供できるという。

従来、こういったラベルは、物流在庫管理用にはUHFのラベル、真贋判定・商品情報の閲覧などはNFCラベルのように、それぞれ別のラベルを用いていた。同製品は1枚のICタグラベルとスマートフォンでこれらを完結する。
価格は1枚50円(ロット100万枚一括手配時で印字・データ書き込みを含まない)。

今後、TOPPANデジタルは、病院や医療製品の物流管理業務を行う企業など、医療医薬分野の企業を中心に本製品を提供し、2025年度に関連受注を含め約20億円の売上を目指す。

なお同製品は今日9月11日から13日(金)まで開催されている「第26回 自動認識総合展」 (会場:東京ビッグサイト)のTOPPANブース(西4ホール・A-01)にて展示される。

 

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