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【展示会レポート】「コンバーティングテクノロジー総合展」 デジタルプリント製品多数 明日28日まで 東京ビッグサイトで

【2022年1月27日】「コンバーティングテクノロジー総合展」が今日1月26日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
開催は28日(金)まで。

同展示会は「Convertech JAPAN」「新機能性材料展」「JFlex」「3D ECO Tech」などの展示会を集積した総合展。フィルム素材やその加工に関連する製品や技術、サービスなどを多数展示。期間中は関連のセミナーを多数開催し、最新の情報を発信する。

今回、展示会には207社(288小間)出展している。
入場は無料だが、前登録が必要。
なお、オミクロン株の急速な感染拡大により、一部出展者が直前に参加中止を発表しているので主催者の案内などを確認してほしい。

プリント&プロモーションでは、「Convertech JAPAN 2022」を中心に注目のブースを紹介する。

 

Convertech JAPAN

ミマキエンジニアリングは、UV硬化型インクジェットプリンタと基板防湿剤塗布装置を展示している。
今回は特に工業品などの表面加工に向けた展示で「UFJ-7151lus2」「UFJ-6042MkⅡe」でプリントを実演。サンプルも多く展示している。

「DCF-605PU スプレーコートセット」は、スプレー方式の超薄膜塗布でトップコート剤の消費量を最大限に抑え、エア混入のない均一膜厚でコーティングを行うことができるオンデマンド型の「デジタル コーティングマシン」。

同社は、同時開催の「TCT Japan」にも出展しており、小型のフルカラー3Dプリンタ「3DUJ-2207」での出力を行っている。

ダックエンジニアリングは子会社のNew IWASHOと共同出展。「Crossover HS」に新機能をつけてデモンストレーションしている。
「ONLINE-MERCY」は、擦り出し検版を印刷機上で行えるシステム。従来、印刷の現場では、印刷開始後に印刷物の一部を切り出して、目視で欠点の確認をしていたが、この場合、印刷は続いており欠点を発見しても、無駄を多く出してしまっていた。「ONLINE-MERCY」は、印刷と同時に検査を行うためこの問題を解決するという。

また、「EYE vision W」はこれまで片側だけだった検査装置を左右に配置し、全体のズレがないかの確認を行う装置。袋状に加工される軟包材では、ズレがある場合、表裏を合わせづらく、多くが不良品として廃棄されてしまうことから、これを解消するために開発された。

同社の氷上社長は「製袋機メーカーのNew IWASHOの社長も兼任するようになりこの問題に気付いた。段取り短縮、不良削減などの効果があるので、お困りの方はぜひ導入いただきたい」と呼び掛ける。

同社ではこのほか、製品の帯掛けから箱詰めまでを行う「SOROERU-HU3」を展示。ロボットアームでの箱詰めに多くの人が足を止めていた。

ソルテック工業は、スペースカッター「W300」を展示。同機はテープ切り出しの新製品で、テープを剥離紙上でハーフカットした上に、自動で間隔をあけ配置する。従来は抜き加工し、カス上げ(いらない部分を取り除く)を行っていた作業だが、この装置によりカス上げが不要となり、無駄な材料の廃棄もゼロになるという。

工業用品での採用が多く、担当者は「特に自動車部品などでの引き合いが多い」と話す。

富士フイルムは、マテリアルプリンタ「DMP-2850」を中心に出展。
同機は、開発向け用途インクジェットプリンタで、空のインクジェットカートリッジとセットで販売される。
開発中のインクや導電インク、コーティング剤など、塗布や密着のテストが可能で、さまざまな条件でのテストと分析が可能。
価格は1000万円。

担当者によると「従来の開発用インクジェット吐出装置は2000~3000万円でカートリッジ10個セット25万など、非常に高額で安定性も分析の基準なども難しかった」と自話す。
すでに、研究室や材料メーカーなどから引き合いがあるという。
これ以外にも、「構造色により表面加工」や「EB(電子線)硬化インク」なども展示している。

このほか、シンク・ラボラトリーは、軟包装用インクジェット印刷機「FXIJ」のサンプルなどを展示。動画も放映し、製品をPRしている。

 

JFlex 2022

KIT-CCマスターマインドは共同出展。
KIT- CCは昇華転写プリントを活用したポリエステルのマスクを展示。このⅮふぇざいんは同社の地元熊本県内のデザイナーが行っている。
また、山梨県の紙メーカー大直とコラボレーションし、和紙へのプリントを行った製品を展示している。
このほか、基礎設計用の「インクジェット循環ユニット」を展示している。

マスターマインドは卓上フラットベッドプリンタ「MMP-X210」を出品している。
4色または8色のインクを搭載可能で、最高解像度は2880dpi。ボトル志機のいんきゅ給油でさまざまな水性インクに対応する。
研究用から、少量のプリントまでさまざまな用途で採用を見込む。

 

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