【2020年7月1日】ユポ・コーポレーションは7月1日、従来より印刷適性が大幅に向上したラベル用ユポ原紙「SGM 80」「SDI 80」を発売した。
「SGM 80」と「SDI 80」は、ラベル原紙用合成紙「ユポタック」シリーズの高機能品。従来品では、課となっていた無機充填剤脱落によって生じる紙粉を低減。レタープレス、オフセット、フレキソ、グラビアといったコンベンショナル印刷機での印刷・印字適性を向上させた。
また、それぞれ複数の産業用デジタル印刷機への適性を持ち、近年市場が拡大しているデジタル印刷の需要にも対応した製品。
「SGM 80」は、コンベンショナル印刷適性の向上に加え、UV インクジェットやレーザープリンターといった産業用デジタル印刷機への適性を大幅に向上させた。
優れたインキ耐水密着と耐水擦過性があり、印刷時のニス工程削減が期待できる。
また、UV インクジェット印刷時のにじみが非常に小さく、微細な文字の印刷にも適している。
製品表面の耐熱性・トナー密着性を向上させたことで印刷時のカールを抑制。オフィスなどで一般的に使用されているレーザープリンター用タック原紙としての活用できる。
「SDI 80」は、コンベンショナル印刷適性の向上に加え、HP Indigo デジタル印刷機の認証を取得したユポタック原紙。
プレコーティング無しで印刷可能なため、納期の短縮やコストを低減。HP Indigo デジタル印刷機で優れたインキ耐水密着と耐水擦過性があり、ニス引きの必要がない。
デジタル印刷による可変情報印刷との組み合わせを活用することで、高い印刷再現性が求められる飲料ラベルやステッカーへの展開を想定している。
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