【2020年1月6日】謹んで新年のお喜びを申し上げます。旧年中は並々ならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も昨年同様、ご指導のほど何卒よろしくお願いいたします。
さて、今年は待ちに待った東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。同時に、「ポスト2020」と言われる五輪後の状況に突入する年でもあります。日本経済全体でみれば、2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)といった大きな国際イベントが控える一方、米中貿易摩擦や少子高齢化など経営環境を不安定化する要素もあります。また、環境や災害へのさらなる対策も求められます。印刷物生産工程へのIoTやAI、ロボットといった新しい技術の導入・活用も進むでしょう。
こうした市場環境の中で勝ち残りそして持続的な成長を実現するため、今年印刷会社にはどんな取り組みが求められるのでしょうか。ブライター・レイターでは「データを武器にすること」を提案します。
例えば、IoTやクラウドを活用することで(印刷機材や工場設備など)印刷設備の稼働状況データや環境データ(温度・湿度・環境・騒音など)を測定・収集・蓄積・「見える化」できるようになります。
そうしたデータをリアルタイムに収集・活用し「今」(現状)を見える化することで、さらに素早い判断・対応が可能になります。蓄積したデータを分析・活用すれば、「将来」を見える化することもできます。これは、設備投資といった中長期的な視点が必要な判断をする際に大いに役立ちます。
こうしたデータをMISから抽出した会計データと組み合わせることで、自動化・省人化・スキルレス化などへの判断・対応の精度をさらに高められます。顧客企業や「顧客の顧客」、パートナー企業といったステークホルダーのデータと組み合わせれば、サービス価値のさらなる向上やより広い範囲での最適化も可能になります。
データを武器にすることで、印刷会社は(工場だけでなく)会社全体のスマート化やステークホルダーとのさらなる関係強化・進化、持続的に成長可能なビジネスモデルへの進化、などを実現できます。
ブライター・レイターも、中小印刷会社さま向けにIoTやクラウドを活用して(様々なメーカの)印刷設備などのデータを自動的に測定・収集・蓄積・「見える化」するサービス = データを武器にするサービスを開始しました。
ぜひ、2020年はデータを武器にするためのさらなる一歩を力強く踏み出しましょう!
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