【2015年10月22日】印刷業界向け展示会「POINT2015」が10月21日、東京都千代田区外神田の秋葉原UDX(展示会)と秋葉原ダイビル(セミナー)で開幕。今日10月22日(10:00~18:00)まで開催している。主催は大塚商会。展示会は入場無料、セミナーは当日各3,500円(税別)。
秋葉原UDXの展示会場では「マテリアル」「コラボレーション」「マーケティングプリンティング」「販売促進」「サイン」「プレス・プリプレス」「パネル展示」の7つにゾーニングし、約60社が出展。印刷資機材からサービス、印刷物までさまざまな提案を行っている。
ミマキはインクジェットプリンタとカッティングプロッタで小ロットプリントを紹介している
カラー出力の3Dプリンタを提案する文化堂印刷。リアルさに足を止める人が多かった
また、展示会場内のミニステージではアドビイラストレーターやスマートフォンの無料アプリについてなど最新の技術に関する内容や、出展社によるプレゼンテーションなど、印刷に関連するさまざまなミニセミナーを行っている。各セミナーは15分~40分間。
一方、秋葉原ダイビルでは印刷の最新事情やマーケティング、経営に関するセミナーを開催。21日は「IGASに見る未来を創るポイント!」(JAGAT専務理事 郡司秀明氏)、「『販促物の役割』と『コピーライティング』の重要性~伝わらないものは存在しない~」(ライズマーケティングオフィス㈱ 田中みのる氏)などの講演が行われた。
「1億円を稼ぐPODサービスとは?【概要編】」のテーマで講演したブライター・レイターの山下潤一郎氏は、過去の前例を参考にする経営を前を見ないで運転する「バックミラー型」とし、未来を予測する「先見型のアプローチが必要」とユニークな表現を使って説明した。
また、実例に近い例題を練習問題として取り上げ、参加者とともにPODサービスでの売り上げ1億円を考えた。
「PAID」「EARNED」「OWNED」といったトリプルメディアの駆使などを訴えた山下氏
22日は10:30~「印刷会社経営者様に今すぐチャレンジいただきたいこと」(㈱船井総合研究所 佐々木大介氏)、13:30~「営業体質を変革せよ! PODを武器にした『新事業立ち上げ』戦略」(㈱バリューマシーンインターナショナル 代表 河島弘司氏)、15:30~「印刷物を活用した顧客視点のクロスメディア提案」(㈱スイッチ DTPスペシャリスト 影山史枝氏)などが行われる。
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