【2018年12月4日】共同印刷はこのほど、腐敗や悪臭の原因となる硫化水素を吸収する「硫化水素ガス吸収フィルム」に耐熱性を付与した「耐熱硫化水素ガス吸収フィルム」を開発。12月5日(水)から千葉市美浜区の幕張メッセで開催される「第9回 高機能フィルム展」で初出品する。
硫化水素ガス吸収フィルムは、悪臭や毒性、腐食性を有する硫化水素ガスを吸収する高機能フィルム。
硫化水素ガスのみを吸収し、一度吸収したガスを再放出しない点が特長で、単体のフィルムとしてはもちろん、シーラント(熱でシールするための材料)としてアルミ袋などに加工できる。
同製品は2013年4月に開発されたもので、その機能が好評である一方、電池や機器内部など、温度条件が厳しい環境下でも使用したいとの要望があった。
今回の新製品はこの声にこたえたもの。
ベース素材を従来のポリエチレンからポリプロピレン樹脂に変更し、独自の樹脂混練技術や分散技術により製膜しており、硫化水素ガスの吸収性能と130℃の耐熱性との両立を実現した。
会期 2018年12月5日(水)~12月7日(金) 10:00~18:00 ※最終日は17:00まで
会場 幕張メッセ(ブース…5ホール 26-43)
主催 リード エグジビション ジャパン 株式会社
http://www.filmtech.jp/
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