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【レポート②】「JAPAN PACK 2015」開催中 商品ラベルやPOPなどで訴求ラベリングマシン 「OSP」「トッパンTDK」「きた産業」「不二レーベル」

【2015年10月14日】「JAPAN PACK 2015(2015 日本国際包装機械展)」が10月13日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展示会は包装関連資機材の見本市。今回は「包む世界 みつける愉しみ」のテーマで、最新の機器や技術、システム、サービスなどを持つ415社・団体が出展している。

レポート②では販売促進に役立つ商品ラベルやPOPラベルを貼り付けるラベリングマシンを中心に紹介する。社名(ブース番号)の順。

大阪シーリング印刷(OSP、1-808)は今回がこれまでで最大の小間数で出展している。
メインステージでマジックショーを行いながら、自社の機器を紹介するなど華やかな演出が目立った。

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同社はラベリングマシンを中心に30台以上の機器を展示している。
ブース正面にはスマートラベラー「LA-SM2-MR」など、7台並べたシステムをデモンストレーション。弁当容器のふたに世界地図のようにラベルを並べて見せた。

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また、参考出品ではセパレスラベラー横貼り機「SLA-96CP」を出品。同機で貼るラベルは剥離紙がないため、環境にやさしく、大量に巻けるため掛け替えの回数が少なくて済む。また、ラベルはカットされておらず、貼付の瞬間にカッターで切り取られる。このため、素早く無駄のないラベリングが可能という。

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このほか、一度ベルトに転写し、びんや缶などの円筒形の被着物の表裏に同時貼りできる2枚貼り機「LA-55HSB」が新製品として紹介された。

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トッパンTDKレーベル
(1-908)もラベリングシステムを展示した。
ブースではネックPOPラベラー「TLN-1000」と天面ラベラーを組み合わせ、店頭で訴求力のある飲料用POPラベルの装着を実演している。

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サンプル展示では、ビールやコーヒー缶などへの「高速り」、デザートや医薬品への「コの字貼り」、乾電池や食品などへの「円周貼り」、調味料やハウスホールド品への「側面貼り」といったラベリングのバリエーションを紹介している。

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きた産業
(3-506)も、フランス製の小ロット用ラベリングマシンを出品。
「NINETTE AUTO(ニネット オート)」は、少量のボトルを自動ラベリング可能。1000本以上のラベリングを行う場合には時間や人の手がかからず、手貼りよりコストパフォーマンスがよい。同じく小ロット用の半自動機「NINETTE A PLAT(ニネット アプラ)」も展示している。同ブースにはこのほか、炭酸の瓶詰機など飲料関係の包装機材を取り揃えている。

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このほか、不二レーベル(2-233)もラベリングマシンを展示し、独自のラベリング技術を披露。PETボトルや缶の天面など、高さの異なる物品に対し、機械が自動で高さ調節し貼付できるシステムを披露している。

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