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CEATECレポート① 京セラ 4色を1つに集積したインクジェットヘッドを初披露


【2015年10月10日】「CEATEC JAPAN 2015(シーテック ジャパン 2015)」が2015年10月7日(水)~ 10日(土)まで、千葉市の幕張メッセで開催されている。同イベントはITやエレクトロニクスの新製品や最先端技術、システム、サービスなどを集積した日本最大の展示会。今回は「NEXT -夢に力を、未来への挑戦」をテーマに547社/団体が出展している。
当サイトでは、「印刷」と「販促」に関わる製品や技術を中心に各社ブースを紹介する。

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京セラグループ(ブース5K52)は、10月1日に発表したインクジェット(IJ)プリントヘッド「KJ4B-0150」を展示した。同ヘッドはCMYK4色のインクを1つのヘッドで出力できる新製品。
従来のIJプリント機器ではカラー出力の場合、最低でも4つのヘッドを搭載しなければならなかった。しかし、新製品では1つのヘッドでこれを実現する。

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最大の技術のポイントはインクの流路を4本にしたこと、従来、一般的にはインク1色、流路1本、1ヘッドであったものを、4色、4本、1ヘッドに集積している。写真を見ていただくとわかるがヘッド本体から4つの管が出ており、ここからインクを供給する。

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4つの流路からCMYKをそれぞれ供給し、4色を吐出できることから、1つのヘッドでフルカラーを表現可能になった。また、ヘッドサイズは200W×45D×66.8Hmmで、出力有効幅を比較的広い112mmにしており、広幅のプリンタを作る場合でも少ない本数で設計できる。4色を1つのヘッドにしたことで、プリンタをコンパクトにできることも特長だ。最大出力速度は毎分76.2mで、こちらも最速クラス。インクは水性の染料と顔料に対応している。

ただし、ヘッドの出力解像度は150dpiと、同社の最高1200dpiと比較してもかなり低く、ラインアップの中では最も低解像度。

担当者は「プリント機器メーカーがシステムを組む際、安価にカラープリントを実現できる。多くの選択肢の中の一つとして、このヘッドを認識していただきたい」と話す。
同社にはこのほか、1ヘッド2色の360dpiタイプヘッドもあり、用途によって使い分けることが可能。

用途はデジタル捺染プリントなどのテキスタイルや、看板やのぼりなどのサイン・ディスプレイが中心となる。
発売は2016年1月から。

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