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トッパン・フォームズ 複数のRFID(ICタグ)を一括で読み取りできる「ゲート型RFIDリーダー」を発売

【2018年1月31日】トッパン・フォームズは1月30日、ゲートを1~2秒通すだけで箱を開封せずに複数のRFID(ICタグ)を一括で読み取りできる「ゲート型RFIDリーダー」を発売した。

トッパン・フォームズ ゲート型RFIDリーダー

「ゲート型RFIDリーダー」はをマスプロ電工と共同開発したもの。
トンネル形状の金属筐体に高指向性アンテナを搭載し、アンテナから放射される電波を特定エリア内に閉じ込めることで、電波漏れを抑制し、ゲート内を通過する複数のRFIDを高精度に読み取る。
これにより、従来バーコードを1点ずつ読み取っていた入出庫作業や検品作業に伴う個体管理の省人化に貢献する。

トッパン・フォームズ ゲート型RFIDリーダー

近年のIoT普及に伴い、物品に通信機能を付与できるRFIDの需要は高まっているが読み取りの効率化が課題となっていた。
また、一括読み取りでは「誤読」の問題があり、個体管理をする必要がある業界では、RFID導入の大きな障壁となっていた。
トッパン・フォームズでは、この課題を解決するため、今回、この「ゲート型RFIDリーダー」を開発した。

トッパン・フォームズ ゲート型RFIDリーダー

今後、「ゲート型RFIDリーダー」をアパレルや医療材料などの出荷・検品作業が行われる物流現場やレンタル品の入出庫作業が行われる現場などへの導入を促進。物流現場のIoT化に貢献する。

トッパンフォームズでは、「ゲート型RFIDリーダー」関連で2020年度までに12億円の売り上げを目指す。

 

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