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紙エレ研「第12回技術研究発表&交流会」開催 9月21日、東京都千代田区外神田「3331Arts Chiyoda」

【2017年8月29日】紙のエレクトロニクス応用研究会(紙エレ研)は9月21日(木)午後3時から、東京都千代田区外神田の3331Arts Chiyodaで「第12回技術研究発表&交流会」を開催する。

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毎回、研究会には業界を越えて多くの人が集まる

紙エレ研は、銀ナノインクによる電子回路のプリントを中心に、紙を加工した技術やサービスについて研究している。
研究会には技術者のほか、技術を将来活用する可能性のある印刷会社や広告代理店、資機材メーカーなど、幅広い業界から入会があり、毎回多くの人が参加している。

今回は江前敏晴氏(筑波大学生命環境系教授/日本印刷学会会長)が「紙と印刷を使ったエレクトロニクスとセンサーの開発」、岸上郁子氏(アポロジャパン代表取締役社長)が「目に見えない次世代コード『スクリーンコード』の可能性」、平瀬尋士氏(スタジオジン 代表・デザイナー)が「折紙ランプシェード『折灯華 setto-ka』の商品開発」について、それぞれ講演を行う。

また、次回の発表会は11月を予定している。

 

「第12回技術研究発表&交流会」

開催日:2017年9月21日(木曜日) 15:00-17:00(受付:14:30)17:00-18:30 交流会
会 場: 3331Arts Chiyoda B1F 105教室(マルチスペース)東京都千代田区外神田6丁目11-14 (☎ 03-6803-2441)最寄駅:地下鉄銀座線末広町4番出口
地図http://3331.jp/access/

①江前敏晴氏(筑波大学生命環境系教授/日本印刷学会会長)15:05~
タイトル:紙と印刷を使ったエレクトロニクスとセンサーの開発
概 要:紙と印刷技術を使って新しい紙デバイスを開発している。紙のエレクトロニクスに電気を供給する紙基板の音振動発電機や農工業用水に含まれる重金属である銅の検出及び回収を行う紙基板センサー及び回収材を紹介する。併せて画像関連学会連合会の活動を紹介する。

②岸上郁子氏(アポロジャパン代表取締役社長)15:40~
タイトル:目に見えない次世代コード「スクリーンコード」の可能性
概 要:自社特許技術である「スクリーンコード」はすでに様々な分野で少しずつ使われ始めている。今回は見えない特質を生かしたセキュリティでの応用とスマートフォンから読取可能なIoTへの展開について紹介する。

③平瀬尋士氏(スタジオジン 代表・デザイナー)16:15~
タイトル:折紙ランプシェード『折灯華 setto-ka』の商品開発
概要:第6回技術研究発表会で、発表者である三谷純氏(筑波大学教授)と出会い、同氏の開発したori-revo(回転体ベースの立体折紙設計ツール)をベースに”京都の表具組合”や”京から紙”の職人とコラボレーションした折紙ランプシェードを製作した。この商品開発の取組みを報告する。

④事務局からの報告16:50~
・今後の発表会のテーマについて

⑤今後の主な日程

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