【2017年3月27日】マーケティングリサーチ会社のTPCマーケティングリサーチはこのほど、「2017年 プラスチック製食品容器・包装材の市場分析調査」を発刊。この中で、2015年度のプラスチック製食品容器・包装材市場は、前年度比1.8%増の5,494億円であることが明らかになった。
同市場は、食の簡便化ニーズの増加に伴い、惣菜及びレトルト食品用途への需要が拡大し、前年度実績を上回った。
製品面では、食品の品質保持や調理方法、容器・包装材の環境負荷低減に対するニーズの高まりにより、パッケージ技術や素材面が進化。特にパウチ惣菜に見られる賞味期限の延長やレンジ対応食品の包材開発が挙げられる。
また、環境負荷の低い素材を用いた製品の開発に注力している企業が多い。
このほか、販売面では、中国やタイ、インドネシア、ベトナムなどアジア地域を中心に販売活動が活発化。これに伴った生産・販売体制の整備などバリューチェーンの合理化を図る動きも顕著になっている。
こうした背景の中、同資料では、国内でプラスチック製食品容器・包装材を展開する主要企業の販売高を種類別、用途別に算出するとともに、製品展開状況や事業動向推進体制、研究開発動向、今後の方向性などを明らかにしている。
「2017年 プラスチック製食品容器・包装材の市場分析調査」
―惣菜及びレトルト食品等の増加により市場が拡大―
詳細:http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr410170332
資料体裁:A4判 157頁
発 刊 日:2017年3月17日
頒 価:87,000円(税別)
同資料では、(1)食品容器・包装材の種類や用途、素材等の市場分析、(2)主要企業の事業動向、さらに(3)新規顧客開拓のための惣菜メーカー約400社を掲載。今後のマーケティング活動に有用なレポートとしている。
問い合わせはWebサイト(http://tpc-cop.co.jp/)もしくは(☎0120-30-6531)まで。
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