【2017年7月22日】日本HPでは、7月21日、22日の両日、東京都新宿区のベルサール新宿セントラルパークで「HP Large Format Graphics Summit 2016」を開催している。
同イベントでは、新製品を含むHPの大判プリンタの展示、デモに加え、各種セミナーを行っており、この東京開催を皮切りに、広島、福岡、大阪、名古屋、仙台での実施を予定している。
21日のセミナーでは冒頭、HP Inc.アジアパシフィック&ジャパン ディレクター&ゼネラル・マネージャーのジェフ・デ・クレイン氏があいさつし「drupa では多くの新たな技術や製品を展示したが、これらの製品の一部はすでにマーケットで出されている。今回も新製品を展jしている。セミナーも含めて来場者にとって価値のあるものにしたい」と述べた。
つづいて、ワイドフォーマット事業本部Scitex&Latexビジネス本部カテゴリマネージャーの秋山裕之氏が新発売の大判ラテックス系プリンタ「HP Latex 1500」と「HP Latex 560/570」について「大型と小型の間を埋める機種であり、水性かつ無臭というラテックスインクの特徴を生かした製品となっている」と説明した。
同ソリューションアーキテクトの霄(おおぞら)洋明氏が「日本に隠されたインクジェットの真実とLatexの本当の話」のテーマで製品の特長を紹介。
HPのラテックスインクが水性であることや欧州のグリーンガード制度では唯一、条件が発生せず室内の壁紙に使用できることを説明したうえで、実験を行った。
実験では同社のラテックスインクと他社の溶剤インクをそれぞれ、発泡スチロールの器に3㏄ずつ注入。HPのラテックスインクでは変化がないのに比べ、他のインクは発泡スチールを溶かしてしまうという違いを明らかにした。
そのうえで霄氏は「ヨーロッパではデジタル印刷による壁紙が流行っているが、壁紙に使用できると展示会で表明しているのは当社だけ」と説明した。
このほか、マーケティングやサインディスプレイに関するさまざまなセミナーや新製品の展示を行っている。
東京開催は今日まで(事前登録が必要)。
イベントの詳細は以下のURLから
http://h50146.www5.hp.com/product/business/printer/large/latex/event/lf_summit/
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