【2025年4月3日】「販促EXPO」が昨日2日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
同展示会は、企業の販促活動を支援する製品が集まる専門展で、オリジナリティのあるノベルティーグッズやギフト、POP、ディスプレイなどが展示される見本市。「第8回マーケティングWeek-春」の一環として行われており、250社が出展している。
開催は明日4日(金)まで。入場は無料だが、事前登録が必要。
プリント&プロモーションではデジタルプリントや印刷にフォーカスして、同展示会の見どころを紹介する。
まず今回の目玉は、ミマキエンジニアリングが前日発表し、今回世界初展示となるUV-DTF。
同機のベースはUVインクジェットプリンタ「UCJV300シリーズ」。この性能を受け継ぎながら、UV-DTFプリントを実現した。
UV-DTFは、専用のフィルムにプリントしたデザインを対象の素材に転写するプリント方式。従来のUVプリントでは難しかった、凹凸や曲面のある素材の表面にも比較的加飾しやすい。
また、フィルムにプリントしたデザインのみが対象物に転写されるため、ステッカーシートのようなカス取り(余白の除去)作業が必要ないことも特長だ。素材に直接プリントしないので、プリントミスも少ない。
UV-DTFの国産品は、3月にイメージ・マジックが「XPJ-662D」を発売していた。
国内での販売は特許を主張する会社があるが、ミマキではその会社のフィルムを採用しており「特許的な問題はクリアしている」としている。
このほかDTFプリンタの「TxF150-75」も出品している。
マルエムPOPは、POPやサイン(看板)系から、グッズ作成、動画制作まで総合的に紹介。このようにプロモーション活動を総合的に支援する会社のブースがちらほら見られた。
POP業者がPOPだけ、サイン業がサインだけやればいいという時代ではなくなったと感じる。
ユニークだったのはIKUSA。遊びながらプロモーションするサービスを提供する会社で、年間1300のイベントを行っている。最も得意とするのはチャンバラ合戦や水合戦で、このほかにクイズや謎解きに答えながら商品やサービス、会社について学ぶといったイベントなどを企画・開催している。
フロンティアジャパンは木製のグッズに特化した会社。レーザー加工機とUVプリンタで木を加工し、ノベルティや記念品、販売用のグッズも作る。企画からデザイン、製造までを一貫して行うことが可能で、最低100個程度から納品できる。名刺なども木製でオフセット印刷できるそうで、エコを意識しながら企業のブランド価値を高められる。
店頭グッズでいえばTJ日本がキャノピーテントや大型フラッグなどを紹介。同社は中国に本社があり、インクジェットプリントが主な事業だという。
中国の本社工場(昆山)には200台以上のミマキやエプソンの大判ンプリンタが並び、上記製品などを製造しているというから圧巻だ。
森紙器はブース全体をRe-boardや段ボールで装飾。今回は「和」をテーマに、灯篭や丸窓、桜の木をイメージしたディスプレイなどを展示した。
同社はもともと段ボール箱などの紙器製造を行う会社で、近年は段ボールディスプレイの企画や開発を手掛けるようになった。
プロモーションでは、スタジオウェルが「笑いの止まらなくなるドロップのストーリーを作ってみた」という架空の商品をPRする企画を立案。ブースで3企画を並べて人気投票を行うことで、自社ができることを紹介していた。
単に製品やサービスを紹介するだけでなく、企画をブース内で紹介することで、メタ的に自社の力を示すというのは非常にユニークで、多くの来場者が足を止めていた。
ハッピージョイントは、「ブチアゲ.com」のブランド名でサイリュームなど発光するグッズを多く展示した。主に中国での製造だが、最少で50~100個から、最短約2カ月で納品される。
伏見上野旭昇堂のうちわと扇子は、50個程度からオリジナルを製造できる。同社独自の丸みを帯びた形のうちわが人気という。布の扇子は主に昇華転写プリントで製造している。
LEDモニターやデジタルサイネージなどの店頭サインも展示された。ディスプレイジャパンやプロテラスがこれで、いずれも立体を使ったLEDサインを出品し、来場者の注目を集めた。
名称:第8回 マーケティングWeek-春 2025- 販促EXPO
開催日:4月2日(水)~4日(金)10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト 南展示棟 1F(東京都江東区有明3-11-1)
https://www.marketing-week.jp/hub/ja-jp/about/spex.html
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