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「プレミアム・インセンティブショー春2024」開幕 今回もプリンティング関連の新技術など多数 

【2024年4月12日】「第69回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー春2024」は4月10日、東京池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンターで開幕した。主催はビジネスガイド社。
開催は今日4月12日まで。

同展示会は、販促・企業ギフト・マーケティングの国際的な専門見本市で、今回の開催テーマは、「販売促進の原点回帰 Z世代にも響く多彩な“次世代型販促品”」。

プリント&プロモーションでは、プリンティング関連のブースを中心に注目し速報でお伝えする。

 

レポート

富安金属印刷は、缶へのデジタルプリント製品を数多く展示した。
最新製品の「コフレ缶」は手にのるサイズ。小型の缶でも精細なプリントが可能で、少量の生産にも対応する。
このほか、金属印刷技術を使った「プレミアムフレーム」や「メタルポスター」なども展示している。

ナッシュ(Entowa’s)は、缶バッチを多数出展。缶バッジの自動製造機を自社で開発し、これを動画で紹介している。同社はもともと自動車のカスタムパーツなどを開発・製造する会社で、機械の生産にたけていたことから、缶バッチ製造を自動化し、現在4台を稼働させている。
ブースではガチャで缶バッジを提供するデモも行っており、このタイプでの出荷も可能という。
このほかアクリルキーホルダーやスタンドも展示していた。

第一資料印刷は「ガップリ」のブランドで各種印刷物を提案している。
ガップリの「カレンダー」は小型が50部から、大判でも100部から印刷可能。「絵本」は50冊で生産できる。
担当者は「カレンダーは企業のノベルティーなどで活用されている。絵本は自費出版はもちろん、企業や自治体が、分かりやすいブランディングや広報を目的に作成するケースもある」としている。

加陽印刷は、オフセット印刷による透明素材へのプリントを訴求している。
同社はUVオフセット気を保有し、クリアPPでのグッズ製作を行っている。コロナ禍でマスクケースをプリントしたところから始まり、今はクリアカードでアニメグッズなどを作成している。厚さ0.75㎜までの厚めの素材に対応しており、抜き加工も可能。この日は「ハート型クリアカード」を展示していた。
「単価が安く、デザインが美しいとの評価をいただいている。少量・多品種のカードが多く、アニメや漫画のコラボで実績がある」と担当者。

透明素材へのプリントでは、シルキー・アクトが「スタンド&モバイルキャラ(スタモバ)」をメイン展示。薄型で組み立てれば、
こちらはPET素材を使用しており、硬度と透明感が高い。

朝倉染布は水着に使う撥水加工素材を使った撥水風呂敷などを展示している。
ブースでは、今回も上から水をかける、水の下に敷き漏れずに空気だけ通すといった展示方法で撥水性能をPRし、来訪者の注目を集めた。

プリントショップ一作屋は「アートフルパネル2.5D」で、「ゴジラ-1.0」(11万円)のポスターを展示。大判UVインクジェットプリンタによる凹凸のある表プリントで、ゴジラを迫力のある表現に仕上げている。

担当者は「凹凸表現は技術者によって、うまく出せるかどうかが決まる。当社の高い技術を見ていただきたい」と話す。このほか「2.5Dキーホルダー」などもガチャとともに展開している。

同社では動画でこのポスターを同社サイトで公開している。
https://issakuya.com/shopdetail/000000000145/

山陽製紙は「オーダーメード混抄紙」を出品。同製品は、さまざまな素材と同社の紙を混ぜて紙をつくるというもの。
今回展示の「ロスフラワー」は、売れ残りの生花を紙にしたもので、最少生産量は600kgで混抄率10%。
このほか「古本」や「コーヒーかす」などとの混抄紙を展示していた。
同社には年間サンプル依頼が100件程度あるという。

東京未来素材「紙の新素材」では、紙とプラスチックの中間素材を使ったグッズを展示。
カップや皿、キーホルダーのほか、ミシンのボビンなども展示していた。
同社は電気製品で使うプラスチックの会社。紙の率を51%に設定でき、プラ使用料を半分以下に削減でき、バイオマスマークを表示できる。

Usplayは、オリジナルお菓子を1個から作るサービスをPR。
お菓子へのプリントはもちろん、お菓子の形状やパッケージまでを提案し、作成からアセンブリまでを一社で行える。
1カ月で3万個までの生産に対応できる。

MEG CRAFTは「木のノベルティー」を紹介。木の風合いを活かしレーザー加工で、スマホスタンド
やキーホルダーなどを作る。今回注目が集まったのは、御朱印帳で多くの問い合わせがあったという。
同社は、もともとペーパークラフトの会社で、カッティングヤマーキングの技術を活用し木のグッズを作成している。このほかUVプリントでのグッズ製作をしている。

勝星産業の軍手はスクリーン印刷やUVインクジェットプリントで、オリジナル軍手を作成可能。インクジェットは1個から作成可能で、100個ほどからが経済ロットとなる。
今回は「軍手型スマホクリーナー」を新たに紹介。ガチャで取り出す提案を行った。
今回はガチャを使った展示が目立つ。

中央印刷は、新技術「剥がす&印刷」を参考出品。この技術は、コールドホイルを用いたもので、弱めの糊を使用することで、剝がれやすくしている。
担当者は「スクラッチのような技術が以前からあるが、この新技術っではカラーの印刷を施せるので、色鮮やかな表現を楽しめる」という。
同社では、くじのような使用方法から、真贋判定などの用途までを提案していきたいとしている。

 

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