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【開催中レポート】「ギフト・ショー秋2020」開幕 「3Dプリント」「マンガチョコ」「掛軸」そしてやっぱり「マスク」 明日9日まで

【2020年10月8日】「第90回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2020」が10月7日、東京ビッグサイト西展示棟と南展示棟で開幕した。主催はビジネスガイド社。
開催は10月9日(金)午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。

テーマは「『驚き』、『感動』心を熱くする新製品との出会い。広げよう世界の絆」で、出展社数は、当初3,000社以上を見込んでいたが、新型コロナ感染拡大の影響から約900社となった。

 

ギフト・ショー秋

ユミトルインポートは、「doob」の3Dフィギュアを展示した。
同社のフィギュアは、3Dプリンタを使用し1体から造形できる。撮影ドームを使い、1秒程度でスキャニング。これをデーター化し、ドイツに送りモデリングする。
出産や七五三、入学などの節目を記録するフィギュアとして販売していく。

トーヨーコーポレーションは、同社が取り扱う各種プリンタをPRした。
ローランドディー.ジー.UVインクジェットプリンタ「VersaUV LEF-12i」では、キャンバスへのプリントを実演している。

また、ブラザーのガーメントプリンタ「GTX Pro」では、Tシャツプリントを、リコーの「Ri100」でも少量向けのガーメントプリントを実演している。「Ri100」は最大で1時間でTシャツ15枚をプリントできる。

エポックケミカルの「フローティングハイライター」は、ペンの中にアクリル製のチャームが入ったカラーペン。透明な軸の中にインクが見えており、チャームの周りを動く様子で遊べる新感覚が面白い。
すでにディズニーのキャラクター商品となっている。

ヘイコーパックは、オフセットやフレキソインク用の抗菌ニスを使った紙袋や段ボールを紹介した。
また、さまざまな機能別に分けて商品を展示している。

富安金属印刷は、金属印刷の技術にインクジェットプリンタを融合した「オリジナルペール缶」のサービスを紹介している展示している。
バリエーションとして、小型の「ミニペール缶」やマカロン型の「オリジナルミニ缶」などもある。
Jリーグのチームのグッズっとしても採用されており、人気の商品となっているという。

このほか、鉄板へのプリントを使ったプレミアム台紙なども展示している。

YOJOTAPEの「デザイン養生テープ」は、工事用の養生テープに、フルカラープリントを施した商品。デジタル印刷でプリントされており、アニメキャラやデザイン柄、写真など、さまざまなデザインがある。
オリジナルデザインは3m巻き300本から。

ハネストは、チョコにホワイトチョコレートを使って、文字や絵を描く技術を使った商品を多く出品している。
凹凸の表現が可能で、細かな線や文字も表現できるため、マンガのコマをそのまま再現した「コミックチョコレート」や「4コママンガチョコレート」、花札を再現した「花札チョコテート」などがある。
「食用インクを使用せず、チョコのみでつくることから、味わいも確か」と担当者。

直近では、ディズニーの「ツイステッドワンダーランド」のキャラクターチョコも手掛けている。

偕拓堂アートは、掛け軸とオフセット印刷やデジタルプリントなどを融合した「キャラクター掛軸」を展示している。
アニメ系のキャラを掛軸にするほか、記念写真なども掛軸化できる。
担当者は「本物の掛軸屋が作る新しいアート。好きなキャラが美術品として手に入る」と解説してくれた。

サンリオファーイーストの「アイタタマスク」は10月に発売したばかりで、マスクの上に、着脱可能なチャーム(ワッペン)を貼り付けることができるユニークな商品。
最少ロットは500個からで、現在受注を開始し、来年年初には商品を出荷する予定。

東洋美術印刷は、「おまもりてぬぐい」を初出品。箱に窓がついており、中の手ぬぐい(今治タオル)が見え、裏には宛名欄があることから切手を貼ればそのまま送れるという。

マスクの専門STARDAYは、フルカラーの不織布マスクを多数展示。大手自動車メーカーなどから多数採用されており、プレミアム品としての人気も高い。もともとマスク専門業者の同社は「マスクとしての機能が高く、ウイルス感染を防ぐ商品。実用品として選んでいただきたい」と自信を見せる。
最少ロットは1万枚から。

 

第90回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2020
https://www.giftshow.co.jp/tigs/90tigs/

 

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