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【速報】「page2019」開幕 塚田会長「デジタル×紙×マーケティングで付加価値を」

【2019年2月6日】「page2019」が今日2月6日、東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開幕した。
主催は日本印刷技術協会(JAGAT)。

今回はテーマを「デジタル×紙×マーケティング」とし、展示会には昨年を上回る162社562小間(前回162社・546小間)が出展。来場者数は約7万を見込む。

 

開会式

6日午前9時30分から行われた開会式では、JAGATの網野勝彦副会長が開会の辞を述べて開幕。

続いて塚田司朗会長が挨拶を行った(後掲)
さらに経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課の高木美香課長、日本印刷産業連合会の浅野健副会長がそれぞれ祝辞を述べた。
テープカットは来賓7氏が行い、イベントがスタートした。

page2019 開会

 

基調講演

また、基調講演も開幕と同時の午前10時から開催。「実践!デジタル×紙×マーケティング」のテーマで、アビームコンサルティングの本間充氏をモデレーターに、IDOMの目黒友氏、HDEクラウドセールス&マーケティングの水野博明氏、グーフの岡本幸憲氏らがパネラーとして登壇し、パネルディスカッションを行った。

 

塚田司朗会長挨拶

page2019 開会

昨年のこの展示会から1年が経った。その1年の中で様々なことが起こった。米中貿易戦争、そして米国は移民や利上げの問題があり、中国は景気減速、欧州はブリグジョットなど、行き過ぎたグローバル化の揺り戻しが起こっている。
これが印刷業界にも影響を与えている印象だ。

国内は長きにわたる金融緩和と低金利によって、多くの業務プロセスが自動化し、紙がタブレットに置き換わるという現象が起こった。
スマホの接触時間長くなれば、本や新聞、チラシといった従来の印刷物が減少する。

一方でデータを使ったカスタマージャーニーが盛り上がり、デジタルと紙のコンビネーションでマーケティング行うことが増えている。
最近ではマーケティングで「紙に何ができるのか」ということも注目されている。
JAGATでは「デジタル×紙×マーケティング」をテーマにこの1年、内部でまた専門家を招き議論してきた。

期末に近いこの「page2019」はその集大成となるもの。
会場のさまざまなブースで、その提案がソフトとハードを取りまぜてされるだろう。
このイベントが、出展企業、来場企業の付加価値をあげ、業界が盛り上がることを期待する。

 

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