【2017年5月11日】「Japan IT Week 春」が5月10日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
「Japan IT Week春」は「通販ソリューション展」「クラウド コンピューティングEXPO春」など13のIT専門展で構成。今回新たに「店舗ITソリューション展」が加わっている。
今回は約1600社が出展し、期間中90,000人の来場を見込む。開催は5月12日(金)まで。
プリント&プロモーションでは、印刷や販促関連を中心に同展示会の速報をお届けする。
日本郵便(東17-47)は、「郵便局広告」をPRした。
この「郵便局広告」は、全国に2万局ある郵便局の局内を使ったさまざまなプロモーション活動。郵便局のブランドを安価に活用できることから注目を集めている。
例えばポスターとパンフレットラック(A4・3つ折)を置ける「Aラック」の場合、SS局と言われるもっとも大型の郵便局でも、2週間25,000円、次に大きなS局でも20,000円で設置できる。
「イベントスペースの貸し出し」もSS局で30,000円、S局で20,000円。便局員が手渡す「サンプリング」は、10,000個で1個50円、100,000個以上で1個30円と、いずれも低コストで効果の高いプロモーションを打てるという。
担当者は「信頼性の高い郵便局のスペースで行うことにより、非常に高い獲得率のイベントが可能」としている。
小松総合印刷所(東16-23)は、印刷を活用したさまざまなプロモーションアイテムを紹介した。
「デジくじ」は、シリアル番号と連動するQRコードを印刷した当たりくじ。スマートフォンで読み取ることで、サイトなどに誘導でき、ユーザーはそのまま景品を獲得可能。シリアル番号とQRコードは可変情報を印刷しており、すべて異なる内容となっている。
同社では、印刷はもちろん、抽選から景品発送まで一手に請け負う。
このほか、大型のDM「返信はがき付うちわ」やデジタル箔による「可変箔」、データ連動で対象者ごとに中身のチラシを変える「バリアブル封入」など、多彩な商品群を展示している。
エスキュービズム(東15-31)は、新しい方式のコールベル「Noodoe(ヌードー)」を出品した。
「Noodoe」はブロック型の店舗用コールベル。6面のうち5面に「ビール」「おしぼり」「会計」「次の料理」「メニュー」などの注文内容が書かれており、その面を上に向けて倒すと、ホールスタッフのリストバンドに席番と注文の内容が伝わる。
店員は来店者との間を往復する必要が少なくなり、人件費の削減と顧客満足の向上につながる。
イワタ(東5-31)は、開発中の3書体を披露している。
「新教科書体」は、同書体の第3世代となるもの。毛筆をイメージした書体から硬筆に寄せた形となっており、横書きでも組みやすいことも特長。
「丸ゴシック」は、60年前の見本帳から復刻。古風な愛らしさを残しながら、同社のデザイナーが今様にアレンジしている。
「超極太明朝体」は、新聞の見出しなどで活用される。非常に重厚感がありながら、気品を持たせた書体に仕上げた。
このほか、新聞社のアプリなどで採用されている「ミンゴ」や、ゲームでも採用された「UDフォント」も紹介している。
このほか、HP(東3-47)が、ワコムのデジタルペンを展示。ワンタッチで配線図や設計図を描く提案をしている。
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