【2024年11月13日】シール・ラベル印刷で知られるエイコー印刷(大分)はこのほど、「LINE WORKS」と「AppleWatch」を活用し、低コストの「社内DX化」を実現した。
このプロジェクトでは、受注情報の共有や製造進捗といった部門間をまたぐ複雑なコミュニケーションについてをDX化した。
同社が主として取り扱うシール・ラベルは、ほぼオーダーメイドであるため、複数のプロセスを経て生産される。このため受注案件ごとに各工程スケジュールを確実に把握しなければならず、工程管理の見える化促進と納期回答のレスポンス向上が課題だった。
今回、LINE WORKSを導入。インターフェースが普段使っているLINEと似ているため、グループウェアなどのソフトに馴染みのないスタッフでも導入へのアレルギーは無く、スムーズに「情報伝達」「ログが残せる」という課題をクリアし、DX化を完了したという。
一方で、製造中のスタッフがスマートフォンの通知音に気づきにくいという課題があり、これを解決するために各部門リーダーの4名にAppleWatchを支給。ウェアラブルデバイスによる振動で通知を知らせる手法を導入した。
LINE WORKSより、課題であった納期回答の返信は、従来の10分〜30分から平均1分に短縮された。
返信の必要がある場合のみスマートフォンを取り出せば良くなったことで、作業に集中する環境も整ったという。
今回のDX化にかかった費は、AppleWatch Series9 45mm(64,800円)×4台=259,200円(税込)のみだった。
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